【MLB・スプリングトレーニング】ドジャース1-8マリナーズ(3月13日・日本時間14日/グレンデール) ドジャースの山本由伸投手が相手打者もうんざりするような、ビタビタのストレートで見逃し三振を奪った。【映像】山本由伸、打者もうんざりの制…

【MLB・スプリングトレーニング】ドジャース1-8マリナーズ(3月13日・日本時間14日/グレンデール)

 ドジャースの山本由伸投手が相手打者もうんざりするような、ビタビタのストレートで見逃し三振を奪った。

【映像】山本由伸、打者もうんざりの制球ビタビタストレート炸裂

 マリナーズとのスプリングトレーニングに先発した山本は、初回から素晴らしい投球を見せた。この日の先頭バッターは昨シーズン打率.266ながら19本塁打を放ち、なおかつ出塁率.380を誇るクロフォード内野手。パワーと選球眼を兼ね備えたリードオフマンに対して3球で1-2と追い込むと、4球目は高めに外れたものの、続く5球目はコースいっぱいのフォーシームを投げ込んだ。

 ストライクかボールか際どいコースではあったが、球審はストライクのコール。見逃し三振で先頭打者を切ってとった。倒れたクロフォードも「うんざりだぜ」とでも言わんばかりに首を振りながらベンチへと引き上げていったほどビタビタのコースだった。

 この見逃し三振を皮切りに2番のロドリゲス外野手を空振り三振に仕留めると、続くポランコ内野手も見逃し三振。三者連続奪三振の好スタートを切った。

 しかしこの好投が最後までは続かなかった。山本は3回まで無失点投球を見せるも4回と5回にそれぞれ2失点。4回3分の2を投げ4失点、被安打8、与四球1、奪三振7で降板することになった。内容的にはよくなかったが、初回のクロフォードに投じたフォーシームのように抜群の球があったのもまた事実。それが7奪三振に現れている。

 3月21日に控えるパドレスとの開幕第2戦でも、初回に見せた奪三振ショーを期待したいところだ。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)