【MLB・スプリングトレーニング】ドジャース 6-4 ジャイアンツ(3月12日・日本時間13日/グレンデール)   「おいおい、普通ならレフトフライだぜ?」と、言いたげな様子でベテラン選手もうつむくしかなかった。 【映像】大谷HR→外野手“…

【MLB・スプリングトレーニング】ドジャース 6-4 ジャイアンツ(3月12日・日本時間13日/グレンデール)

  「おいおい、普通ならレフトフライだぜ?」と、言いたげな様子でベテラン選手もうつむくしかなかった。

【映像】大谷HR→外野手“絶望”する瞬間

 大谷翔平投手が所属するドジャースは、ナショナルリーグ西地区のジャイアンツとスプリングトレーニングで対戦。大谷は「2番・DH」で先発出場すると、第4打席でスプリングトレーニング第2号となる本塁打を放った。ボールを最後まで追いかけたジャイアンツのレフト、スレイター外野手のリアクションが注目を集めている。

 スミス捕手、ヘルナンデス外野手の本塁打などで一挙に4点を奪い、勢いに乗ったまま迎えた6回裏ドジャースの攻撃。この回から登板したループ投手に下位打線が簡単に打ち取られて2死一塁になったものの、打線は上位へ帰り、大谷に回ってきた。

 ここまで3打数2安打と好調な大谷にとって、マイナーリーグから上がってきたばかりのループの投球は見極めやすかったのか、落ちる球をボールとして見送り、甘く入ってきた球には積極的に手を出す意欲的な攻めを見せて、カウント2-2から来た5球目、真ん中低めに入ったボールを見逃さずに大谷は叩いた。

 打球は快音を響かせ、レフトスタンドへと伸びていったが、ややこすったような当たりだったためフェンスギリギリのレフトフライにも思われた。そう感じたのか、レフトのスレイターも後退してボールを追いかけて行ったが、大谷の打球はさらに一伸び。気が付けばスレイターの頭上のフェンスを越えて、ダメ押しの2ラン本塁打となった。

 まさか入るとは思わなかったためか、スレイターはフェンスギリギリまで下がり、ボール目がけてジャンプ。それでも届かずに本塁打となると、「ウソだろ?」と言わんばかりの様子でうつむいてしまった。

 ジャイアンツの野手で最古参となるベテラン選手のスレイターも思わずうつむいてしまうほどの一発を放った大谷に「朝からありがとう!」とSNSでは歓喜の声が上がる一方、「こすった当たりなのに」「あれであんなに飛ぶなんてエグイ」など、スレイターと同じような感想を抱くファンの声も多く見られた。

(ABEMA『SPORTSチャンネル』)