女子テニスで世界ランク287位の大坂なおみは11日、3回戦敗退となったBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTA1000)の会見に出席。出産から復帰した理由について「もっと四大大会で優勝したくて戻ってきた」と明…

女子テニスで世界ランク287位の大坂なおみは11日、3回戦敗退となったBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTA1000)の会見に出席。出産から復帰した理由について「もっと四大大会で優勝したくて戻ってきた」と明かした。
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四大大会4勝を誇る26歳の大坂は昨年7月に出産し、今シーズンの開幕とともにツアーに復帰。復帰後4大会目となった先月のカタール・トータルエナジー・オープン(カタール/ドーハ、ハード、WTA1000)では復帰後初のツアー8強入りを果たした。
今大会では1回戦で予選勝者で世界ランク100位のS・エラーニ(イタリア)、2回戦で第14シードのL・サムソノヴァを破り3回戦に進出した。
11日に行われた3回戦では、第24シードのE・メルテンス(ベルギー)に5-7, 4-6のストレートで敗れ、同大会5年ぶりのベスト16進出とはならなかった。
その大坂は3回戦終了後に会見に出席。会見では出産から復帰した理由について語った。
「正直なところ、今は世界1位の座はあまり追いかけていないわ。3年くらいでそこに到達できたら…その間に何が起こるかもわからないけれど、でもそれが戻ってきた理由じゃないの。もっと四大大会で優勝したくて戻ってきた」
「妊娠する前は、今日ほど頑張れなかった試合もいくつかあったと思う。負けたことは悲しいけど、試合に逆転するためにあらゆる可能性を試したということをわかってコートを後にできている気がする。それが今の私の成功の定義だと思う」
大坂は今後、19日に開幕するマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、WTA1000)に出場する予定。
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