<大相撲三月場所>◇二日目◇11日◇大阪・エディオンアリーナ  大関・霧島(陸奥)と前頭二枚目・熱海富士(伊勢ケ濱)の取組後、タッチペン解説を行った元関脇・豊ノ島がまさかの指摘。審判を務める元大関・琴奨菊の秀ノ山親方をイジりはじめ、視聴者か…

<大相撲三月場所>◇二日目◇11日◇大阪・エディオンアリーナ

 大関・霧島(陸奥)と前頭二枚目・熱海富士(伊勢ケ濱)の取組後、タッチペン解説を行った元関脇・豊ノ島がまさかの指摘。審判を務める元大関・琴奨菊の秀ノ山親方をイジりはじめ、視聴者から「着目点はそこ?」「言わんでええねんw」とツッコミが殺到する一幕があった。

【映像】豊ノ島がまさかの親方いじり

 霧島と熱海富士の一番では、立ち合いすぐに霧島が右下手を奪取。一方、まわしが取れない熱海富士は苦しい体勢となったが、いちど左から小手に振って離れると、再び組んできた霧島が引いてはたき込もうとしたところを逃さず一気に前進。頭をつけて寄り切った熱海富士が逆転勝利を遂げた。霧島から初勝利を手にした熱海富士は今場所1勝目。敗れた霧島は初日から2連敗となる黒星を喫した。

 取組を受け、ABEMAの実況席ではタッチペンを用いた解説を行うことに。しかし解説の豊ノ島が「ちょっとストップしてもらえますか」とVTRを止めると、土俵下に座る秀ノ山親方に印が。秀ノ山親方と豊ノ島は少年時代から鎬を削ったライバルであり親友として知られているが、豊ノ島は「秀ノ山親方が『ビー・バップ・ハイスクール』みたいな髪型。久しく会ってないんで」と、まるで剃り込みを入れた不良のようにも見える秀ノ山親方のヘアスタイルをイジりはじめた。

 豊ノ島の予想外の行動に、ABEMAで実況を務めた田中大貴アナウンサーは「ははは(笑)。初めてです、土俵以外に印をつけた方は(笑)」と思わず爆笑。視聴者も「そっちw」「着目点はそこ?」「言わんでええねんw」「親方いじりw」「仲良いからね~」と大盛り上がりの様子を見せていた。

 なお、その後のタッチペン解説では豊ノ島が真面目に取組を分析。「霧島はうまかった」と指摘しつつも、「若くて稽古十分。熱海富士の体の運びが素晴らしい。おそらく狙っているのではなくて、日頃の稽古で体が勝手に反応していると思うんです」と熱海富士の勝因を説明していた。
(ABEMA/大相撲チャンネルより)