「#3.10 あの人の分までバレーボールをしよう」10日、元バレーボール男子日本代表で主将を務めた柳田将洋が自身のInstagramストーリーズを更新。3月10日に31歳の若さで他界したセッター藤井直伸さんに誓いの言葉を綴り、その投稿が話題…
「#3.10 あの人の分までバレーボールをしよう」
10日、元バレーボール男子日本代表で主将を務めた柳田将洋が自身のInstagramストーリーズを更新。3月10日に31歳の若さで他界したセッター藤井直伸さんに誓いの言葉を綴り、その投稿が話題を集めているようだ。
バレーボールVリーグ1部男子の東レでプレーしたセッター藤井直伸さんが闘病の末、31歳で他界してから10日で1年が経過した。
藤井さんは宮城県・古川工高から順天堂大を経て、東レへ入団。2017年からはバレー男子・日本代表における重要なセッターとして、攻撃を指揮する卓越したプレーで大活躍を遂げる。名セッターとして順風満帆なバレー人生を歩んでいた途中、病魔という敵が現れたようだ。
闘病中には自身のインスタグラムで「胃がんのステージ4」であることを公表し「前を向いてこの病気に打ち勝つという強い意志を持っている」と綴り、多くのバレーファンからも後押しを受けながらSNSを頻繁に更新していた。妻は、バレー女子・元日本代表で同じくセッターを務めていた佐藤美弥さん。
藤井さんが全力でバレー人生を歩んだ東レは、9日と10日に行われる東京GBとのリーグ戦の連勝を目指しながら、16日と17日に沼津市総合体育館で開催するVC長野との地元戦のうち16日の試合を追悼マッチとし、特別ユニホームを着用して戦う。
文/スポーツブル編集部