【MLB・スプリングトレーニング】ドジャース7-1レンジャーズ(3月9日・日本時間10日/グレンデール) ドジャースの大谷翔平投手は、この日のオープン戦を欠場し、明日3月10日(日本時間11日)に行われるダイヤモンドバックス戦に備えた。大谷…

【MLB・スプリングトレーニング】ドジャース7-1レンジャーズ(3月9日・日本時間10日/グレンデール)

 ドジャースの大谷翔平投手は、この日のオープン戦を欠場し、明日3月10日(日本時間11日)に行われるダイヤモンドバックス戦に備えた。大谷抜きのドジャース打線ではあったが、MVPトリオのうち2人、ベッツとフリーマンが1番・2番に並び、それぞれヒットで出塁。試合はウィル・スミス、オーキー、オーイングにも一発が出たドジャースが快勝した。

【映像】何度もフォームを確かめる大谷翔平

 3月20日、韓国でパドレスとの開幕戦を迎える大谷だが、ライブBPやオープン戦などで計50打席に立つことを目安に調整が続いている。前日の試合は2打席に立ち、第1打席はあと数メートルで実戦今季2号かという大きなレフトフライ、第2打席は平凡なレフトフライに終わり2打数無安打だったが、その後の雨でノーゲームに。数字上、大谷のオープン戦打率は.583、OPSは1.667と絶好調だ。試合中には何度も右腕を振り抜く角度を確認する仕草も。これまでもしてきた微修正だけに、より完全な状態を求めている証拠だ。

 大谷抜きのドジャース打線ではあったが、昨季も100勝を挙げて地区優勝を果たした破壊力は十分。1回、1死から2番のフリーマンが痛烈なライト前ヒットで出塁すると、2死後に4番マンシーが四球を選んでチャンス拡大。5番のアウトマンがセンター前へと弾き返し、あっさりと先制した。

 5回にはウィル・スミスにソロ本塁打が飛び出し追加点。1点差に迫られた7回には、そのスミスの代打で登場したオーキーに2ラン、8回にもオーイングの2ランが飛び出すなど、効果的な点の取り方でレンジャーズを突き放して快勝した。これでオープン戦の成績は11勝3敗で勝率.758。まだ開幕前とはいえ、短縮シーズンを除けば4年連続100勝以上のドジャースの強さが際立った。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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