【MLB・スプリングトレーニング】ドジャース―レッズ(3月8日・日本時間9日/グレンデール)  元NPBプレーヤーが世界一の打線を相手に快投を見せつけた。大谷翔平投手が在籍するドジャースはこの日、ナショナル・リーグ西地区のレッズとスプリング…

【MLB・スプリングトレーニング】ドジャース―レッズ(3月8日・日本時間9日/グレンデール)

 元NPBプレーヤーが世界一の打線を相手に快投を見せつけた。大谷翔平投手が在籍するドジャースはこの日、ナショナル・リーグ西地区のレッズとスプリングトレーニングで対戦。この試合に登板したレッズ先発のマルティネス投手が予想以上の好投を見せ、ファンを驚かせた。

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 1回裏、1番ベッツ内野手、2番大谷、3番フリーマン内野手とMVPトリオが上位打線を占めるというメジャー屈指の威力を誇るドジャース打線と対峙したマルティネスは、先頭打者のベッツをセンターフライに打ち取ると、続く大谷もレフトフライに仕留めて簡単に2アウト。そして打席には3番のフリーマンを迎えた。

 昨季の打率.331を誇る巧打者を相手にしてもマルティネスは強気の投球で、ストレートを中心にストライクゾーンへ2球続けてポンポンと投げこみ、簡単に2ストライクを取って追い込む。3球目には真ん中低めへと急激に落ちるスプリットで空振り三振。MVPトリオをあっさりと打ち取るという圧巻のピッチングを見せた。

 これで勢いが付いたのか、マルティネスは続く2回裏も4番ヘルナンデス外野手、5番マンシー内野手、6番ヘイワード外野手からそれぞれ三振を奪い、4者連続三振を記録。その後もドジャース打線を多彩な変化球で抑え込み、4回までノーヒットに抑えるパーフェクトな投球を見せた。

 マルティネスと言えば、日本ハム、ソフトバンクで2018年から3シーズンほどプレーしたことで日本のファンにもお馴染み。多彩な変化球で打ち取る姿は相変わらずでネット上では「マルちゃんキレッキレ」「元NPBのマルティネス良いな」「これはレッズにとって良い契約だった」と、元NPBプレーヤーの好投ぶりを喜ぶ声が目立った。

 なお、試合は5回表の攻撃終了時に雨による一時中断。天候の回復を待ったが、約8分の中断ののちに中止となった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)