女子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTA1000)は7日、シングルス1回戦の順延分が行われ、予選から出場している世界ランク80位の日比野菜緒がワイルドカード(主催者推薦)で出場した元世界ランク1位…

女子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTA1000)は7日、シングルス1回戦の順延分が行われ、予選から出場している世界ランク80位の日比野菜緒がワイルドカード(主催者推薦)で出場した元世界ランク1位のV・ウィリアムズ(アメリカ)を2-6,6-3,6-0の逆転で破り、初戦突破を果たした。
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今大会、予選2試合に勝利し3年ぶり4度目の本戦入りを果たした29歳の日比野は初の顔合わせとなる43歳のヴィーナスとの対戦となった。この試合は本来現地6日の18時よりスタート予定だったが、雨天による悪天候により20時にずれ込んで開始された。
四大大会7勝を含むツアー通算49勝を挙げているヴィーナスに対し、日比野は第1セット第1ゲームでいきなりブレークに成功するも、直後の第2ゲームでブレークバックを許す展開に。しかし、ここでまたも雨天による中断に入ると、そのまま6日は再開されず。
7日に第1セット第3ゲームから再開となった。
ブレークの奪い合いとなった第1セット、日比野は計4度のブレークを許し先行される。しかし、第2セットは互いにブレークが生まれないなか迎えた第7ゲームでブレークに成功しリードを奪うと、それを守り切りセットカウント1-1に追いつく。
ファイナルセット、第2ゲームでブレークポイントを握った日比野は、最後ヴィーナスがダブルフォルトを犯したことでブレークに成功。流れを掴むと、その後はストロークを中心に主導権を手放さず、6ゲームを連取。サービスゲームでも挽回させることなく、2日にわたって行われた一戦を制した。試合時間は計2時間1分。
2回戦で第17シードのV・クデルメトバと対戦する。今大会はシード勢が1回戦免除のため、クデルメトバはこの試合が初戦となる。
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