22年の福島牝馬Sを制したアナザーリリック(牝6、美浦・林徹厩舎)が7日、競走馬登録を抹消した。今後は北海道安平町のノーザンファームで繁殖馬となる予定。同日、JRAが発表した。  アナザーリリックは父リオンディーズ、母アンソロジー、母の…

 22年の福島牝馬Sを制したアナザーリリック(牝6、美浦・林徹厩舎)が7日、競走馬登録を抹消した。今後は北海道安平町のノーザンファームで繁殖馬となる予定。同日、JRAが発表した。

 アナザーリリックは父リオンディーズ、母アンソロジー、母の父サクラバクシンオーの血統。伯父に目黒記念を連覇したポップロック、半姉に川崎のローレル賞を制したブロンディーヴァ、半弟に南関重賞2勝のプライルードがいる。

 20年8月に新潟でデビュー勝ち。翌年にリステッドのアネモネSを制してNHKマイルCに参戦した。7月に古馬相手の3勝クラスを快勝すると、秋華賞に駒を進め3歳シーズンを終えた。4歳初戦の愛知杯では8着に敗れるも、2戦目の福島牝馬Sでは最後方から上がり最速タイの末脚を繰り出して重賞タイトルを獲得。以降はJBCレディスCでダートに挑戦するなど、牝馬重賞を中心に出走を重ね、昨年末のターコイズSがラストランとなった。通算成績は14戦4勝。

(JRAのホームページより)