【リーグアン】スタッド・ランス0-1リール(日本時間3月3日/スタッド・オーギュスト・デローヌ) 日本代表MF中村敬斗がアディショナルタイムに2度も惜しいフィニッシュを見せた。特に1本目はDFのまたを抜く技術的に高いもので、あと少しの運があ…

【リーグアン】スタッド・ランス0-1リール(日本時間3月3日/スタッド・オーギュスト・デローヌ)

 日本代表MF中村敬斗がアディショナルタイムに2度も惜しいフィニッシュを見せた。特に1本目はDFのまたを抜く技術的に高いもので、あと少しの運があればというシュートだった。試合終了間際に1点ビハインドの展開だったこともあり、「決めてたらヒーローだった」というファンの声も。

【映像】中村敬斗が試合終了間際に見せたダブルフィニッシュ

 0-1でスタッド・ランスが追いかける展開で迎えた90+4分、中村が相手ボックス内で味方選手の良い落としでパスを受けた。すると右足でボールの位置を調整し、得意の角度から相手DFのまたを抜いたニアへのシュートを放つ。しかしこれはリールGKリュカ・シュヴァリエの超反応によって弾かれてしまう。

 すると日本代表MFはこぼれ球を自ら回収し、角度のない中でキーパーの頭上を超えるようなループシュートを試みたが、フランス人GKにキャッチされてしまい、2度のフィニッシュはネットを揺らすことができなかった。

 スタッド・ランスはこの試合56分に主将ユニス・アブデルハミドのミスによって失点を許してしまい、点を決めて欲しいという期待感の中、72分に中村を投入した。日本代表FWは惜しくもゴールを奪うことはできずこの試合でヒーローにはなれなかった。しかしデータサイト『Sofascore』のレーティングではチームトップタイの7.0を記録するなど、卓越した技術で存在感を放ち、期待感のあるプレーを見せた。

(ABEMA de DAZN/リーグアン)