船橋競馬場で3月6日(水)に行われるダイオライト記念(4歳上・JpnII・ダ2400m)。ダートグレード競走では最長距離を誇るレースで、今年から川崎記念の前哨戦的な位置付けとなる。  7歳馬、9歳馬、10歳馬がそれぞれ3頭ずつと今年はベ…

 船橋競馬場で3月6日(水)に行われるダイオライト記念(4歳上・JpnII・ダ2400m)。ダートグレード競走では最長距離を誇るレースで、今年から川崎記念の前哨戦的な位置付けとなる。

 7歳馬、9歳馬、10歳馬がそれぞれ3頭ずつと今年はベテランが揃った。4歳の新星セラフィックコールが年長馬を負かし、世代交代を印象付けるか。発走予定日時は6日(水)の20時5分。主な出走予定馬は以下の通り。

■セラフィックコール(牡4、栗東・寺島良厩舎)

 デビューからみやこSまで5連勝。着差も「8馬身」「4馬身」「ハナ」「3馬身半」「3馬身」とほとんどがワンサイドなもので、怪物の誕生を予感させた。チャンピオンズCは10着だったが、初のGI級メンバー相手で、先行有利な中京コースも脚質的に厳しかった印象。仕切り直しの一戦を勝利して、再び勢いに乗りたいところ。

■ディクテオン(セ6、栗東・吉岡辰弥)

 母のメーデイアはダートグレード競走で6戦6勝の名牝。本馬も地方ダートに高い適性を見せており、浦和記念、名古屋グランプリと連勝している。1勝クラスとはいえ、2400mを圧勝した経験もあり、距離延長はまったく問題なし。前々走で騎乗した本田正重騎手との再タッグも心強く、重賞3勝目への期待は大きい。

■ハギノアレグリアス(牡7、栗東・四位洋文厩舎)

 これまで16戦して、掲示板を外したのは3度の6着のみ。安定感が魅力の中距離馬。OP入り後も重賞で何度も見せ場を作っており、昨年の名古屋大賞典、シリウスSと2つのタイトルを獲得した。チャンピオンズCでも6着に健闘しており、今回のJpnIIならば実力は上位。初距離さえ克服できれば、好勝負になりそうだ。

 そのほかにも4年前の覇者アナザートゥルース(セ10、北海道・田中淳司厩舎)、昨年2着のテリオスベル(牝7、美浦・田島俊明厩舎)などが出走を予定している。