【MLB・スプリングトレーニング】ドジャース7－4ロッキーズ（3月3日・日本時間4日／キャメルバックランチ） 相手外野手も“これは行ったなー”と思ってしまったのだろうか。ドジャースの大谷翔平投手が「2番・DH」でスタメン出場したスプリング…
【MLB・スプリングトレーニング】ドジャース7－4ロッキーズ（3月3日・日本時間4日／キャメルバックランチ）
相手外野手も“これは行ったなー”と思ってしまったのだろうか。ドジャースの大谷翔平投手が「2番・DH」でスタメン出場したスプリングトレーニングで、ホームラン性の大きな打球を放った。わずかにスタンドに届かずスリーベースとなったが、打球を追ったセンターは途中で追いかけるのを諦めたようにスピードを緩めるシーンがあった。
初出場となったオープン戦で早くも“移籍1号”を放った大谷は、次の試合でもヒットを放つなど3出塁。そしてこの日も初回の第1打席にうまく変化球を拾った技ありヒットで出場3試合連続安打を記録していた。さらに二塁にツーベースのベッツを置いて迎えた第2打席、カウント1-2と追い込まれながら真ん中付近の速球に反応すると、大きな打球が左中間を襲った。
乾いた打球音とともに上がった打球に、相手センターが背走するも途中で諦めたように追うのをやめてしまう。それを見た大谷もゆっくりと一塁ベースを回ったが、打球はわずかにスタンドに届かずフェンスを直撃。跳ね返った打球を外野手が慌てて追いかけ、大谷も慌てて走り直すタイムリースリーベースとなった。
残念ながら大谷の“結婚発表後初アーチ”はおあずけとなったが、状態は万全のよう。だからこそ相手も大谷のスイングと打球を見て“降参”してしまったのだろう。
大谷の左中間方向の打球は伸びる。2月27日（同28日）のドジャースデビュー戦で放ったホームランも左中間への当たりだった。レギュラーシーズンでも、同様の打球を外野手が諦めるシーンが何度も見られるはずだ。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
