DeNA戦に先発したカスティーヨ オリックスに加入したルイス・カスティーヨ投手が3日、京セラドームで行われたDeNAとのオープン戦に先発。3回2安打無失点で開幕ローテーション入りへアピールを見せた。昨季はロッテでプレーし、1年で退団して新天…

DeNA戦に先発したカスティーヨ

 オリックスに加入したルイス・カスティーヨ投手が3日、京セラドームで行われたDeNAとのオープン戦に先発。3回2安打無失点で開幕ローテーション入りへアピールを見せた。昨季はロッテでプレーし、1年で退団して新天地へ。ファンからは「なんで獲れた」「コントロール良すぎやろ!」と期待の声があがっている。

 ドミニカ共和国出身の28歳右腕は昨年、12登板(9先発)で計49回を投げて3勝3敗1ホールド、防御率3.12。6月終了時点では防御率6.75と苦戦していたが後半戦は激変。35回2/3を投げて防御率1.77。本塁打も許さなかった。

 四球数はたった3と、コントロールは抜群だ。セイバーメトリクスの指標などを用いてプロ野球の分析を行う株式会社DELTAのデータによると、与四球割合(BB%)は「1.5%」で、10イニング以上を投げた投手では12球団トップの数値だった。

 スリークォーターから投じる直球は微妙に変化し、打者を惑わせる。オリックスが勝てばリーグ優勝の決まる9月20日の試合では、ロッテの先発マウンドにあがって6回途中無失点の好投を披露。覚えているオリックスファンも多いだろう。

 オフには自由契約となってロッテを退団。山本由伸投手や山崎福也投手が抜け、先発陣を整えたいオリックスが獲得した。オープン戦での好投に、ファンからは「カスティーヨはマジでいいよ」「来てくれたの嬉しすぎる」「低めにコントロールしてあれだけ動かして凄いよ」「エグすぎる」「獲れたのデカい」「なんで手放した案件」と声があがっていた。(Full-Count編集部 データ提供:DELTA)

データ提供:DELTA
 2011年設立。セイバーメトリクスを用いた分析を得意とするアナリストによる組織。書籍『プロ野球を統計学と客観分析で考える デルタ・ベースボール・リポート1~3』(水曜社刊)、電子書籍『セイバーメトリクス・マガジン1・2』(DELTA刊)、メールマガジン『1.02 Weekly Report』などを通じ野球界への提言を行っている。集計・算出した守備指標UZRや総合評価指標WARなどのスタッツ、アナリストによる分析記事を公開する『1.02 Essence of Baseball』も運営する。