2018年のマイルチャンピオンシップ優勝馬で、北海道新ひだか町のアロースタッドで種牡馬生活を送っているステルヴィオの初年度産駒が次々と産声を上げている。  ステルヴィオはロードカナロアの初年度産駒。同馬産駒として初勝利を飾ったことでも知…

 2018年のマイルチャンピオンシップ優勝馬で、北海道新ひだか町のアロースタッドで種牡馬生活を送っているステルヴィオの初年度産駒が次々と産声を上げている。

 ステルヴィオはロードカナロアの初年度産駒。同馬産駒として初勝利を飾ったことでも知られている。現役時代は木村哲也厩舎に所属し、通算成績は21戦4勝2着5回3着1回(重賞2勝)。種牡馬として供用初年度となった昨年は91頭の繁殖牝馬に配合している。

 1月29日に新ひだか町の北洋牧場で生まれたのは、母ローダンテ(母の父ノーザンリバー)という血統の鹿毛の牡馬。ローダンテは山岡ファーム(新冠町)の生産馬。JRAでデビューし、転出後の岩手、南関東で14戦11勝2着3回と活躍した。生産した北洋牧場では「出産予定日よりも少し遅れて生まれましたが、バランスの良い馬という印象です。初仔ですが、しっかりとした馬。これからの成長が楽しみです」と目を細めている。