名牝エアグルーヴの孫となるポルトフェリス(牝3、美浦・栗田徹厩舎)が、日曜中山6Rの3歳未勝利(芝2000m)で初勝利を目指す。  ポルトフェリスは父エピファネイア、母ポルトフィーノ、母の父クロフネの血統。母は08年のエルフィンSの覇者…

 名牝エアグルーヴの孫となるポルトフェリス(牝3、美浦・栗田徹厩舎)が、日曜中山6Rの3歳未勝利(芝2000m)で初勝利を目指す。

 ポルトフェリスは父エピファネイア、母ポルトフィーノ、母の父クロフネの血統。母は08年のエルフィンSの覇者。そして祖母のエアグルーヴ、曾祖母のダイナカールはともにオークス馬。ドゥラメンテやルーラーシップ、アドマイヤグルーヴなどと同じ一族となる日本屈指の名牝系出身だ。

 昨年12月の新馬(中山芝1800m)は3着。追われてからの反応が鈍かったが、ゴール前はしっかりと脚を使えていた。これなら200mの距離延長は間違いなく吉と出る。ローシャムパークやスカイグルーヴなど、この一族でも多くの勝利を挙げてきたC.ルメール騎手との初タッグ。先々に向けて、負けられない一戦となる。