【MLB・スプリングトレーニング】レッズ5-4ドジャース(2月29日・日本時間3月1日/グッドイヤー)  今季から大谷翔平投手が所属するドジャースといえば、リーグ屈指の強力な上位打線が魅力。大谷含む3人のMVPが並ぶ1~3番は相手チームから…

【MLB・スプリングトレーニング】レッズ5-4ドジャース(2月29日・日本時間3月1日/グッドイヤー)

 今季から大谷翔平投手が所属するドジャースといえば、リーグ屈指の強力な上位打線が魅力。大谷含む3人のMVPが並ぶ1~3番は相手チームから見れば脅威以外の何物でもないだろう。この日行われたスプリングトレーニングのレッズ戦で、MVPトリオの一角ベッツが“今季初”となる豪快なアーチを放ち、上々の仕上がりぶりを見せている。

【映像】最強クラスの1番打者・ベッツの豪快弾

 開幕まで時間があることもあり、まだ主力選手の出場は少ないドジャースとはいえ、打線の沈黙が気になり始めた6回だった。1死一塁の場面でベッツが3度目の打席に入ると、カウント2-1からの4球目をフルスイング。打球はきれいな放物線を描きながらレフト後方へ上がると、そのままスタンドに飛び込む豪快な2ランとなった。

 この日空振り三振2つといいところがなかったベッツだったが、きっちり結果を出すところはさすがの一言。手応え十分だったのだろうか、ベッツは一瞬打球方向を見たもののその後は行方を追うことすらせず、ホームランを確信したかのようにゆっくりとダイヤモンドを1周した。

 今季も1番を打つベッツは2018年のア・リーグMVP、2番を打つであろう大谷は2021年と2023年の2度ア・リーグMVPに輝いている。さらに3番のフリーマンは2020年ナ・リーグMVPと、シーズン前から豪華“MVPトリオ”が話題のドジャース。23日(同24日)のスプリングトレーニング・パドレス戦ではフリーマンが、ドジャースデビューとなったホワイトソックス戦では大谷が、そしてこの日はベッツが豪快な一発を見せた。3人の順調な仕上がりに、開幕が待ちきれないファンも多いだろう。打線は、前後に強打者がいることで相手投手にかかるプレッシャーも大きくなり、相乗効果が生まれると言われている。この3人がどんな活躍を見せてくれるのか、今から楽しみだ。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)