【リーグアン】ル・アーヴル1-2スタッド・ランス(日本時間2月25日/スタッド・オセアン) 【映像】伊東純也のスルーパスから中村敬斗のコントロールヘッド炸裂  2人の日本代表FWがチャンスに絡んだ。右サイドの伊東純也が出したスルーパスを起点…

【リーグアン】ル・アーヴル1-2スタッド・ランス(日本時間2月25日/スタッド・オセアン)

【映像】伊東純也のスルーパスから中村敬斗のコントロールヘッド炸裂

 2人の日本代表FWがチャンスに絡んだ。右サイドの伊東純也が出したスルーパスを起点に中央へクロスが上がると、それを逆サイドから絞って合わせた中村敬斗がヘディングシュート。スタッド・ランスを牽引する彼らの特徴が存分に出たシーンだった。

 スコアレスで迎えた49分、右WBの伊東純也がボールを持ったところからスタッド・ランスの攻撃がスタートする。

 伊東は右WGのレダ・カドラがパスを呼び込んだ右のハーフスペースに向かって絶妙なスルーパスを供給。そこからダイレクトの折り返しがボックス内に入ると、左WGの中村敬斗がヘディングシュートで合わせた。

 2人の日本人選手が絡んだこのチャンスメイクは彼らの特徴が存分に出たシーンだと言っていいだろう。まず伊東は彼の代名詞であるスピードに加えて、正確無比なパス精度も持ち合わせている。この場面でも味方選手が要求する場所に「精度」「スピード」どちらも完璧なボールを出した。

 そして逆サイドから合わせた中村は神出鬼没さが持ち味の選手だ。今節も63分の出場で22回のボールタッチしか記録をしていないが、これこそ彼の真骨頂と言えるだろう。流れの中ではあまりボールに絡まなくても、最後の局面には顔を出して決定的な仕事をする。これぞウイングストライカーというプレースタイルで果敢にゴールを狙ったシーンだった。

(ABEMA de DAZN/リーグアン)