川島信二騎手(栗東・フリー)は、本日の阪神8R(ピジョンブラッド・9着)がJRA最後の騎乗となった。なお、地方では27日の名古屋競馬で騎乗する予定となっている。  川島騎手は1982年生まれ。2001年にデビューし、重賞10勝(中央5勝…

 川島信二騎手(栗東・フリー)は、本日の阪神8R(ピジョンブラッド・9着)がJRA最後の騎乗となった。なお、地方では27日の名古屋競馬で騎乗する予定となっている。

 川島騎手は1982年生まれ。2001年にデビューし、重賞10勝(中央5勝,地方5勝)を挙げた。中でもオースミハルカとのコンビで知られ、同馬とは03年、04年のクイーンS、04年の府中牝馬Sと重賞3勝の活躍。エリザベス女王杯でも2年連続2着に好走した。今後は庄野靖志厩舎で調教助手となる予定。

【川島信二騎手のコメント】
「小学生の時に競馬を観て、ナリタブライアンの強さに憧れ、それから騎手に目線が向くようになりました。四位洋文元騎手(現調教師)の美しい騎乗フォームに憧れて、騎手になりたいと誓い、騎手になりました。先輩を追い越す気持ちでやってきましたが、先輩の技術は高かったですし、後輩に負けないようにと思ってやってきましたが、後輩達も上手いですから、その中で自分なりに馬に対するアプローチをやってくることができました。

 ファンの皆様の声援があったからこそ、僕も騎手を続けてくることができました。コロナ禍の際、ファンの皆様が競馬場にいなかった時に淡々と競馬をしているのが、正直面白くはなかったです。競馬をしていて、こんなにも胸が熱くなることがないのか、とも思いました。コロナ禍が落ち着いた後、ファンの皆様が競馬場に帰ってきてくれました。皆様の声援が本当に幸せなのだと改めて感じました。

 ファンの皆様のお陰で、私もここまでやってくることができたと思っています。これからは、先輩、後輩たちでレースを盛り上げてもらいたいと思います。今までありがとうございました」

(JRAのホームページより)