24日、小倉競馬場4Rで行われた4歳上障害未勝利(4歳上・障害未勝利・障害2860m)で、1番人気イフティファール(牡6、栗東・大久保龍志厩舎)が第1着となり、森一馬騎手(栗東・松永昌博厩舎所属)は、史上30人目・現役7人目となるJRA…

 24日、小倉競馬場4Rで行われた4歳上障害未勝利(4歳上・障害未勝利・障害2860m)で、1番人気イフティファール(牡6、栗東・大久保龍志厩舎)が第1着となり、森一馬騎手(栗東・松永昌博厩舎所属)は、史上30人目・現役7人目となるJRA障害通算100勝を達成した。

 森一馬騎手は1993年生まれ。2020年の中山大障害と21年の中山グランドジャンプを制したメイショウダッサイや、23年の京都ハイジャンプを勝ったダイシンクローバーなどとのコンビで重賞11勝を挙げている。

【森一馬騎手のコメント】
「障害100勝という数字はそこまで意識していなかったのですが、100勝目が近づくにつれて、周りから声をかけていただくことも多くなり、皆さんに応援していただけているなと感じていました。(イフティファールは、)前回の初障害でも同じ小倉のコースで頑張ってくれていましたし、その後も厩舎の方が良い状態にしてくれていたので、今日は自信を持って乗ることができました。レース後は、毎回ゴールする度に思いますが、馬に対してありがとう、よく頑張ってくれたね、という気持ちが一番に来ました。

 今の自分があるのは、全て師匠の松永昌博先生のおかげで、来週で定年引退されるのは寂しい気持ちもありますが、教えていただいたことをこれからしっかり活かして一鞍一鞍頑張っていきたいと思っています。

 最近は若手の騎手も障害に乗り始めたり、障害限定の免許を取る人がいたりと、ここ数年で変化が生まれてきています。障害に乗っている皆さんと切磋琢磨しながら、お客さんに盛り上がってもらえるレースができたらと思っていますので、レース数は少ないですが、応援していただけたら嬉しいです。これからも頑張ります」

(JRAのホームページより)