大谷と山本が加わったドジャース。国際的な熱狂が生まれているチーム状況に、同僚たちは何を想うのか?(C)Getty Images  スター軍団にあっても「異常」なほどの熱狂だ。今オフに大谷翔平と山本由伸を獲得したドジャー…

 

大谷と山本が加わったドジャース。国際的な熱狂が生まれているチーム状況に、同僚たちは何を想うのか?(C)Getty Images

 

 スター軍団にあっても「異常」なほどの熱狂だ。今オフに大谷翔平山本由伸を獲得したドジャースの今春のキャンプは、かつてないほどの賑わいを見せている。

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 メディアもファンも連日のように巨額投資がされた2人の日本人を追っている。とりわけスポーツ史上最高額となる10年7億ドル(約1015億円)のメガディールを締結した大谷の一挙手一投足にはかなりの関心が集まっており、日本でも一般のニュース番組でコーナーが設けられるほどのフィーバーぶりだ。

 無論、彼らが起こしている一大フィーバーの影響は同僚たちにも波及する。読者のニーズに応えるべく、記者たちからは毎日のように大谷や山本に関する質問が飛び交い、知り合ったばかりのニューカマーに対する持論を求められるのである。

 新シーズンに向けた調整が続く中で、嫌気がさしてもおかしくはない。だが、今のところ選手たちは快く取材に対応している様子が伺える。米紙『USA Today』のインタビューに応じたドジャースの内野手ギャビン・ラックスは、「すぐに慣れるさ」とキッパリ。そして、次のように語っている。

「ショウヘイとヤマモトはロックスターのようなものさ。こうなることは、僕ら全員が予想していたと思う。でも、だからといって、それが僕たちの日常の仕事を邪魔することはまったくない。これは本当さ。この盛り上がり方を見るのは、全員にとって最高のことだと思う」

 また、ドジャースのロン・ローゼンCMOも「私の立場からしてもこうやって話題にしてもらえることは素晴らしいことだ」と断言。「選手たちがどう対処しているかも見えている。喧騒がグラウンド上でのことを邪魔することはないと思うし、偉大なアスリートは何事にも惑わされないものなんだ」と論じている。

 大谷と山本の加入効果でオープン戦から異様な盛り上がりを見せているドジャース。そうした周囲の喧騒が彼らのプレーに影響することはなさそうだ。

 

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

 

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