新天地でキャンプインすることとなったロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平。【映像】大谷翔平のガッツリ変化した肉体昨季終盤に行った手術の影響もあり、今季は二刀流を封印し、“打者専”となることでも注目を集めるが、そんな大谷の打撃について、MLBで…
新天地でキャンプインすることとなったロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平。
昨季終盤に行った手術の影響もあり、今季は二刀流を封印し、“打者専”となることでも注目を集めるが、そんな大谷の打撃について、MLBでプレー経験のある野球解説者の川﨑宗則氏が言及した。
2月18日に放送された『ABEMAスポーツタイム』では、“打者専”となった大谷が、直近で行われた打撃練習の際に、推定飛距離約150メートルの特大弾を含め、26スイング中13本の柵越えを放ったことを紹介。その際、“50%が本塁打”という大谷の打撃について水を向けられた川﨑氏は「これ、翔平さん、50%(が本塁打性の当たり)っていうのは、今までの練習ではなかなかないと思います」と語った。これまで川﨑氏が見てきた大谷の打撃練習と比較しても、異例のものであるとした上で、「そこまで意識しても、50%はちょっと高いです。あんまりない。聞いたことがないです」と、仮に長打を強く意識する形で打席に立っていたとしても、“50%が柵越え”というのは前代未聞のことであると指摘した。
また、今季の大谷が早くもこうした“異例の長打連発”となっていることについて川﨑氏は「何か去年からバットを変えたり、打ち方のことも、何かを掴んできてる。形が出来上がってきていて、今年このスイング」と、既に完成形であると思われがちな大谷の打撃が、さらなる進化を遂げようとしている可能性について指摘。さらに「体つき、まず。上半身、すごく仕上がってますね。投げていないんですよね。今、投げてないから。肘まわり、ガッツリ筋肉つけてます。」と、上半身、とりわけ肘の周辺の筋肉量がアップしているとした上で、「やっぱり投げるとですね、無駄な筋肉つけないようにしたいんで。今もう投げる必要ないんで。見てください、この上腕。肩甲骨、背中の(筋肉の)盛り具合は」と、今季の大谷は“打者専モード”で自分の身体を作り上げているのではないかという、自身の見解を語ることとなった。
(ABEMA『ABEMAスポーツタイム』)