2月22日の「FIBAアジアカップ2025予選」の開幕を前に、FIBAが出場24チームのパワーランキングを発表した。それによ…

 2月22日の「FIBAアジアカップ2025予選」の開幕を前に、FIBAが出場24チームのパワーランキングを発表した。それによると、昨夏のワールドカップ2023で出場チーム中アジア1位の結果を残し、パリオリンピックへの出場権を獲得した日本が、前回優勝のオーストラリアに次ぐ2位にピックアップされている。

 ただ、日本チームの紹介の中では、厳しいWindow1となると解説。初戦で対戦するグアムをフィジカルとスキルを持ち、「中国は中国」とその強さを評価した。

 一方、今回の2試合がホームの有明コロシアムで行われることについて言及。昨年のワールドカップのように会場は熱狂に包まれ、そのエナジーがAKASTUKI JAPANを後押しするだろうと予想する。ワールドカップで結果を残したトム・ホーバス体制が維持されており、今回のWindowでトップチームの1つと考えるのに問題はないとした。

 このパワーランキングでは25日に対戦する中国は7位に。これまでチームを支えていた主力がチームを離れたが、期待の若手が加入したことで、新たなチームで臨んでくると予想。それもあり、チームの安定感には疑問を呈している。

 22日に対戦するグアムは10位に入った。予備予選を勝ち抜いたチームは十分なサイズ、スピード、スキル、シュート力を備えた5人のスターターを中心に構成。しかし、懸念材料はチーム層の厚さとしている。

 1位にピックアップされたのはディフェンディングチャンピオンでFIBAランキング4位、アジア・オセアニア内のトップに立つオーストラリア。今回のロスターにはNBA選手は含まれていないものの、Bリーグで活躍するニック・ケイ(島根スサノオマジック)ら経験のあるメンバーをチームに戻して準備万端だ。期待の若手も含まれており、連覇に向けたスタートを切る。




■FIBAアジアカップ2025予選 パワーランキング

1位:オーストラリア

2位:日本

3位:レバノン

4位:フィリピン

5位:韓国

6位:イラン

7位:中国

8位:ニュージーランド

9位:ヨルダン

10位:グアム

11位:バーレーン

12位:シリア

13位:チャイニーズ・タイペイ

14位:サウジアラビア

15位:カザフスタン

16位:インド

17位:イラク

18位:インドネシア

19位:パレスチア

20位:タイ

21位:カタール

22位:モンゴル国

23位:香港

24位:アラブ首長国連邦