蛯名正義調教師がレッドモンレーヴ(牡5)で中山記念(4歳上・GII・芝1800m)の騎手&調教師ダブル制覇を狙う。  蛯名正義調教師は騎手としてJRA通算2541勝。重賞は129勝を挙げている。そして中山記念はグレード制導入以降では騎手…

 蛯名正義調教師がレッドモンレーヴ(牡5)で中山記念(4歳上・GII・芝1800m)の騎手&調教師ダブル制覇を狙う。

 蛯名正義調教師は騎手としてJRA通算2541勝。重賞は129勝を挙げている。そして中山記念はグレード制導入以降では騎手別最多となる28回も参戦。95年のフジヤマケンザン、12年のフェデラリストで2勝している。一方、調教師としてはJRA通算31勝。昨年の京王杯SCのレッドモンレーヴで重賞初制覇を果たしており、中山記念は今回が初参戦となる。

 レッドモンレーヴは京王杯SCを制して以降、安田記念が6着、富士Sが2着、マイルCSが9着。惜しくも勝利に手が届いていない。しかしながらGIの2戦にしても勝ち馬からはそれぞれ0秒6、0秒5の僅差。GIIなら力上位であることは明白。芝1800mを走るのは3歳時の共同通信杯以来、約2年ぶりとなるが、このコースでは未勝利戦を勝った実績がある。

 18日の東京1Rを騎手時代の同期である武豊騎手とのコンビで制し、多くのファンを沸かせた蛯名正義調教師。今週はより大きな舞台で主役の座を射止めてみせる。