男子テニスのリオ・オープン(ブラジル/リオデジャネイロ、レッドクレー、ATP500)は20日、シングルス1回戦が行われ、前週大会でツアー初優勝を飾った世界ランク59位のF・ディアズ=アコスタ(アルゼンチン)が元世界ランク3位のS・ワウリン…

男子テニスのリオ・オープン(ブラジル/リオデジャネイロ、レッドクレー、ATP500)は20日、シングルス1回戦が行われ、前週大会でツアー初優勝を飾った世界ランク59位のF・ディアズ=アコスタ(アルゼンチン)が元世界ランク3位のS・ワウリンカ(スイス)を7-5, 6-4のストレートで破り、初戦突破を果たした。試合後には「とてもうれしい」と明かした。
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前週のIEB+アルゼンチン・オープン(アルゼンチン/ブエノスアイレス、クレー、ATP250)でツアー初制覇を成し遂げた23歳のディアズ=アコスタは1回戦、38歳で現在世界ランク67位のワウリンカと顔を合わせた。
第1セット、開始から3ゲームを連取されゲームカウント3-5とリードを許したディアズ=アコスタ。それでもワウリンカのサービング・フォー・ザ・セットとなった第9ゲーム、鋭いフォアハンドショットを決めるなどブレークチャンスを握ると最後はワウリンカのショットが大きくアウトとなりブレークバックに成功。そのまま4ゲームを連取し先行する。
続く第2セット、粘りのプレーから第1ゲームでブレークに成功すると開始から3ゲームを連取。第4ゲームでブレークバックを許すもサービング・フォー・ザ・マッチとなった第10ゲーム、最後は強烈なフォアハンドウイナーを沈め2本目のマッチポイントをものにし、1時間54分で勝利した。
大会の公式サイトはディアズ=アコスタのコメントを掲載し「先週、初めてのタイトルを獲得できてとてもうれしかったけど、スタン(ワウリンカ)のようなレジェンドと対戦できるなんて信じられないよ」と語った。
「少し緊張していたし、感情的な1週間の後だったので、集中力を取り戻すのに少し時間がかかった。だけど良いタイミングで慣れることができたし勝てて良かったよ」
勝利したディアズ=アコスタは2回戦で第5シードのS・バエス(アルゼンチン)と対戦する。バエスは1回戦、予選を勝ち上がった世界ランク147位のC・ムーテ(フランス)を6-4, 6-3のストレートで下しての勝ち上がり。
同日には世界ランク56位のY・ハンフマン(ドイツ)、同58位のD・ラヨビッチ(セルビア)、同88位のC・ガリン(チリ)らが2回戦に駒を進めた。
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