TEAM123456789計中央学院大0100000001早 大0000000101 前日に劇的なサヨナラ勝利を挙げた早大。この日は連勝を期し、中央学院大と対戦した。 先発したエース・加藤孝太郎(人4=茨城・下妻一)は直球が走り、強気の投球…

TEAM
中央学院大
早 大

 前日に劇的なサヨナラ勝利を挙げた早大。この日は連勝を期し、中央学院大と対戦した。

 先発したエース・加藤孝太郎(人4=茨城・下妻一)は直球が走り、強気の投球を展開。2回に甘く入った変化球を痛打され、ソロ本塁打で1点を失うも、その後は危なげない投球で8回を散発3安打に抑え、98球で投げ抜いた。加藤の好投に応えたい打線だったが、中央学院大の投手陣を打ちあぐね、ホームが遠い。しかし、8回、島川叶夢(スポ4=熊本・済々黌)の二塁打、森田朝陽主将(社4=富山・高岡商)の安打で1死一、三塁の好機を作る。そして迎えた中村将希(教4=佐賀・鳥栖)の打席で、相手捕手が逸らしたボールを見失ったわずかな隙を、島川の代走・田中翔太郎(教3=埼玉・春日部共栄)は見逃さず。ヘッドスライディングで同点のホームインを果たした。続く9回は先頭の印出太一(スポ3=愛知・中京大中京)が二塁打でチャンスメイクするも、あと1本が出ず、2日連続のサヨナラ勝ちはならなかった。


先発した加藤


流れを変える二塁打を放った島川


2安打を放った森田朝


3者連続三振で抑えた伊藤樹(スポ2=宮城・仙台育英)

(記事 星野有哉、写真 湊紗希)

コメント

島川叶夢(スポ4=熊本・済々黌)

――今日の試合を振り返っていかがですか

 リーグ戦までの残り2試合っていうところでの1試合だったので、とにかく勝つというのをチームとしてやってきた中で、ロースコアのゲームになって終盤に同点にすることはできたんですけど最後勝ち切ることができなかったので、リーグ戦までに勝ち切れる力をもっとつけたいなと思います。

――2日連続で悪い流れの中で追いついていったという展開の試合でしたが、その点はどうですか

 その点に関してはこのチームが始まった時から終盤に勝つというところを目標にしてやっているので、それが実際に成果として現れているのはいいところだと思います。

――昨日今日と代打で悪い流れを払拭する安打を放っていますが、打席内ではどのような意識をしていましたか

 自分はそういう場面を任されることが多いので、とにかく一球に懸けるというか、自分が絶対に出てチャンスをつくったり点取ったりという思いで自分はやっています。

――オープン戦では重要な場面での代打起用が多いと思いますが、どのような準備を心がけていますか

 準備としてはどんな球が来ているのかというのと、キャッチャーの配球の傾向だったりっていうのを、自分はベンチにいることが多いのでベンチにいながら、自分が打席に立ったらどうするのかっていうのを常に考えて、回ってきた時には準備した通りに臨んでいます。

――リーグ戦まで残り1試合となりましたが、次戦への意気込みをお願いします

 リーグ戦まで1試合になったので次の試合は絶対に勝って、自分たちは優勝して日本一取るのが目標なので、その目標に向かって突き進んでいけたらいいなって思います。