米スタンフォード大への進学が決まった花巻東高のスラッガー・佐々木麟太郎選手が20日、報道陣の取材に応じ「野球人生だけで決断したわけではなく、学業にこだわっている部分もあった」「自分自身の人生観として、一瞬の喜びではなく一生の喜びという意思…
米スタンフォード大への進学が決まった花巻東高のスラッガー・佐々木麟太郎選手が20日、報道陣の取材に応じ「野球人生だけで決断したわけではなく、学業にこだわっている部分もあった」「自分自身の人生観として、一瞬の喜びではなく一生の喜びという意思で決断した」と進学への喜びと決意を語った。チームでの背番号は“3”を自ら選択。「プロ野球界で記録だけじゃなく記憶にも残る偉大な長嶋茂雄選手が付けていた番号というのが強く、自分が“3”を付けてプレーできるという喜びのイメージが浮かび、背番号3に決めさせていただいた」と理由を明かした。
世界に飛び出す若きスラッガーが、更なる飛躍への決意を語った。米スタンフォード大への進学が決定している佐々木選手は「安堵の気持ちと喜びの気持ちがある」と語った上で、「世界でもトップの大学。不安もあったが、素晴らしいコンディショニングとサポートの充実性があり、覚悟を持って決断した。野球選手としてプレーさせていただくことを光栄に思っていますし、誇りに思っています」と瞳を輝かせた。
チームでの背番号は“3”を選択。大学側からは“3”、“17”、“25”を提案されたというが、「背番号“17”は花巻東高校としても(先輩の大谷翔平が付けている)特別な番号で特別な思いを抱いているが、すでにピッチングコーチが付けていた。“25”は自分の理想に掲げているバリー・ボンズ選手の付けていた番号なので最後まで選択肢に入れていた。でも、“3”は記録だけじゃなく記憶にも残る偉大な長嶋茂雄選手が付けていた番号。自分がその背番号を付けてプレーできる喜びのイメージが頭に浮かんだので、最終的には3番と決めさせていただいた」と葛藤しながら選んだ経緯を語った。
高校の先輩でメジャーリーグの舞台で活躍するロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平投手、トロント・ブルージェイズ菊池雄星投手など、世界最高峰のプレーを間近に体感できる環境にもある。「同じ国ではプレーするんですけど、まだまだ自分は未熟。一歩でも近づけるように頑張りたいと思っていますし、機会があればアドバイスやご指導をいただきたい」と述べた。
(ABEMA TIMES)