東京体育館で開かれている明治杯全日本選抜選手権は2日目を迎えた。早大からは男子フリースタイル(FS)74キロ級の深田雄智主将(スポ4=千葉・日体大柏)と男子グレコローマンスタイル(GR)97キロ級の北脇香(スポ2=山梨・韮崎工)が出場。深…

 東京体育館で開かれている明治杯全日本選抜選手権は2日目を迎えた。早大からは男子フリースタイル(FS)74キロ級の深田雄智主将(スポ4=千葉・日体大柏)と男子グレコローマンスタイル(GR)97キロ級の北脇香(スポ2=山梨・韮崎工)が出場。深田主将が1回戦敗退、北脇は準決勝敗退となった。

 深田主将は、1回戦で佐藤匡記(山梨学院大)と対戦。第1ピリオドで、アクティビティタイムの間に点数を取ることができず相手に1点を先取されると、第2ピリオドでも同じかたちでさらに1点を失う。試合終盤に1点を返しはしたものの、ロースコアゲームを落とし、悔しい1回戦敗退となった。

 北脇は初戦となる準々決勝で奥田歩希(九州共立大)と対戦し、得意とする投げ技で試合を優位に進め、テクニカルフォール勝ちを収める。続く準決勝の相手は、昨年の全日本選手権王者の奈良勇太(警視庁第六機動隊)。第1ピリオドで相手にバックを取られると、そのままローリングで失点を重ねてテクニカルフォールでの敗戦となった。なお、北脇は3日目の3位決定戦に進むことが決まった。

 2日目は深田主将、北脇ともに悔しい結果となったが、北脇は3日目の3位決定戦でメダル獲得を目指す。その他には、男子FS79キロ級に山倉孝介副将(スポ4=千葉・日体大柏)と山路健心(社2=和歌山北)、男子GR82キロ級に玉岡颯斗(スポ4=群馬・館林)と掛川零恩(社1=山口・豊浦)、女子50キロ級に伊藤海(社3=京都・網野)が出場を予定している。早大選手たちの奮闘に期待したい。

(記事 齋藤汰朗)

結果

男子フリースタイル

▽74キロ級 深田 1回戦敗退

男子グレコローマンスタイル

▽97キロ級 北脇 準決勝敗退