「世界水泳ドーハ2024」17日目が2月18日に行われ、競泳・男子50m背泳ぎ決勝ではアイザック・クーパー(オーストラリア)が24秒13で金メダルを獲得した。右のコースロープ際ギリギリを泳ぐ独特な泳ぎ方に解説・実況も目がくぎ付けに。「真っ…
「世界水泳ドーハ2024」17日目が2月18日に行われ、競泳・男子50m背泳ぎ決勝ではアイザック・クーパー(オーストラリア)が24秒13で金メダルを獲得した。右のコースロープ際ギリギリを泳ぐ独特な泳ぎ方に解説・実況も目がくぎ付けに。「真っすぐ行けばもうちょっとタイムが伸びるのでは?」「損な気がしますが、彼のクセかもしれないですね」と話題に上がっていた。
瞬く間に決着がつく競泳・50mの背泳ぎ競技。決勝では、今大会200mで銅メダルを獲得したピーター・クッツェ(南アフリカ)、準決勝で24秒12とオセアニア記録を更新したクーパー、前世界記録保持者のハンター・アームストロング(米国)ら世界トップクラスの戦いが注目を集めていた。
わずかな静寂の後にスタートを切り、バサロキックから最初に浮き上がったのはクーパー。解説でロサンゼルス、ソウル五輪日本代表の髙橋繁浩氏は「スタートの反応、浮き上がりが上手い!」とコメントしたが、右半身がコースロープに触れそうなほどギリギリを泳いでいたため「どうかな!?」とハラハラした声も上げていた。
しかしそんな心配をよそに、アームストロングの猛追をしっかり逃げ切って勝利。クーパーは24秒13と、自身3度目の世界水泳で初の金メダルを獲得してみせた。
髙橋氏は、圧巻の泳ぎを「見事な勝利だったと思います」と称賛。すると、実況の山崎弘喜アナが「真っすぐ行けばもうちょっとタイムが伸びるのでは?」と素朴な疑問を投げかける場面も。髙橋氏もコースロープ際ギリギリを攻める独特の泳法を「損な気がしますが、彼のクセかもしれないですね」と興味津々の様子だった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)