久保はレアル・ソシエダでのプレーに充実感があるようだ(C)Getty Images レアル・ソシエダは2月12日に久保建…

久保はレアル・ソシエダでのプレーに充実感があるようだ(C)Getty Images

 レアル・ソシエダは2月12日に久保建英の契約延長を発表した。それまでの契約期間から2年延長となり、2028-29年までの契約を締結。これまで、国内外のクラブへの噂も囁かれていたものの、久保自身は長くレアル・ソシエダでのプレーを望むコメントを発していた。

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 また、契約延長が発表されたタイミングがチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16のパリ・サンジェルマン(PSG)戦の直前だったこともあり、久保への注目度はより高まる結果に。大一番を目前にし、自身の去就に大きな決断を下した日本人アタッカーのニュースは、多くのメディアにより報じられた。

 長く現クラブにとどまることを決意した久保に対し、現地では称賛の声も上がっていた中、その一方でラ・リーガが誇るビッグクラブの専門メディアからは落胆のコメントが伝えられている。

「日本人にはベルナベウに戻る選択肢もあったが、それはますます難しくなっているようだ」

 そう報じているのは、レアル・マドリーの情報を扱う『PlanetaRMadrid』だ。現地時間2月16日、久保の契約延長を踏まえ、古巣復帰の可能性について論じる特集記事を配信している。

 同メディアは久保を「ヨーロッパ中を魅了する偉大なサッカー選手である」と評しており、「バスクのクラブにとっては、クボとの契約だけでなく、パリで行われたヨーロッパカップのベスト16という特別な1週間だった」と振り返っている。

 その上で、昨年10月にクラブが日本のヤスダグループと結んだ3年間のスポンサー契約を結んだことも回想しながら、今回の久保の契約延長を踏まえ「日本での熱狂がさらに高まることは間違いなさそうだ」と指摘。

 加えて、「レアル・ソシエダが欧州サッカー界で最高峰の大会に出場しているという事実は、日本にとっても“ショーケース”であり、この機会を逃したくないはずだ。ドノスティア(レアル・ソシエダの所在地)におけるクボの価値は今後も高まるだろう」と今後を見通している。

 今回のトピックには「彼はレアル・マドリーに別れを告げる」と銘打たれている。同メディアはこの先も、欧州でその名を轟かせる久保の成長ぶりを、複雑な思いとともに伝えていくことになりそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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