2月17日(現地時間16日)、「NBAオールスター2024」のオールスターウィークエンドが始まり、インディアナ州インディアナ…

 2月17日(現地時間16日)、「NBAオールスター2024」のオールスターウィークエンドが始まり、インディアナ州インディアナポリスのゲインブリッジ・フィールドハウスで「Paniniライジングスターズ」が開催。チーム・ジェイレンが2戦連続で勝利を収め、チャンピオンに輝いた。

 大会MVPには、優勝チームをけん引したインディアナ・ペイサーズのベネディクト・マサリンが選出された。地元開催ということもあり、活躍が期待されていた若手ウイングは第1戦でゲームハイの18得点を叩き出し、鮮やかなフェイダウェイで決勝点を炸裂。第2戦ではGリーグ選手によって結成されたチーム・デトレフを相手に、バランスのとれたプレーで4得点2アシスト1スティールを挙げた。

 2022年のNBAドラフトでペイサーズから全体6位指名を受け、初年度からローテーション入りを果たしているマサリン。チームメートのタイリース・ハリバートン、マイルズ・ターナー、オビ・トッピンがコートサイドから見守るなか、素晴らしい活躍で会場を沸かせた。

 ファイナルのあと、マサリンは「楽しいゲームだった。あんなチャントを受けるのは最高だったよ。ライジングスターズではいつものリーグ戦とは違った感覚を味わうことができた。いつかMVPになりたいと思っているから、キャリアの早い段階でこの感触を実感できたことは最高だよ」とコメントした。現地メディア『ESPN』が伝えている。

 昨年のライジングスターズではチーム・パウの一員として優勝を成し遂げたマサリン。「素直に言って、ここは僕の街だ。チャンピオントロフィーは家に持ち帰る必要があったからね。それが僕にとって一番重要なことだったんだ」と、2度目の優勝を地元のファンと分かち合えたことに喜びを見せた。

【動画】ライジングスターズMVPのマサリンが見せたハイライト!