GIを2勝したラブリーデイの半妹となるトニーアワード(牝3、美浦・萩原清厩舎)が、土曜東京6Rの3歳未勝利(芝1600m)で経験馬相手のデビュー勝ちを狙う。  トニーアワードは父モーリス、母ポップコーンジャズ、母の父ダンスインザダークの…

 GIを2勝したラブリーデイの半妹となるトニーアワード(牝3、美浦・萩原清厩舎)が、土曜東京6Rの3歳未勝利(芝1600m)で経験馬相手のデビュー勝ちを狙う。

 トニーアワードは父モーリス、母ポップコーンジャズ、母の父ダンスインザダークの血統。母は03年にスイートピーSで2着、オークスで6着の活躍馬。半兄のラブリーデイは15年に宝塚記念と天皇賞(秋)を制するなど重賞を6勝。同じくボッケリーニは20年の中日新聞杯、22年の目黒記念、23年の鳴尾記念と重賞を3勝。8歳を迎えた今年も一線級で走っている。

 トニーアワードは年明けから入念に乗り込まれてきた。馬なり主体とあって速い時計は出していないが、攻め量自体は十分といえる。鞍上には絶好調のR.キング騎手を確保。経験馬を蹴散らしてのデビュー勝ちを期待したい。