韓国・釜山で開幕した「世界卓球2024 団体戦」は16日、グループステージ第1戦が行われ、日本女子はルクセンブルクと対戦。2-0でリードを広げている。◆早田ひな、平野美宇が振り返った中国の大苦戦 “初戦の難しさ”に言及「1試合目の怖さ」「そ…

韓国・釜山で開幕した「世界卓球2024 団体戦」は16日、グループステージ第1戦が行われ、日本女子はルクセンブルクと対戦。2-0でリードを広げている。

◆早田ひな、平野美宇が振り返った中国の大苦戦 “初戦の難しさ”に言及「1試合目の怖さ」「そうなってもおかしくない」

■パリ五輪トリオで開幕

日本は初戦に1番手早田ひな、2番手にデビューとなる張本美和、3番手に平野美宇のパリ五輪選出メンバーが起用された。

第1試合に指名されたエース、早田はデヌッテ相手に序盤は拮抗した台上での勝負。中盤以降に抜け出して11-5でものにすると、第2ゲームは冷静な試合運びのなか再び競った展開に。

9-7からの重要なポイントを奪いこのゲームを取り切ると、そのまま第3ゲームもミドルをつく巧みなサービスや得意のフォアハンドで翻弄。相手にポイントを重ねられる場面もあるが、勝負どころでの粘り強さを見せ、8-8から抜け出しストレート勝ちを収めた。

続いて出場した張本美は、ニー・シャー・リエンとのマッチアップ。60歳のレジェンド相手に、3-2から場内の機器のアクシデントもあり中断。再開明けに抜け出したかに見えた張本美だが、ベテランサウスポーの前にてこずる場面も。それでも9-9からの3球目攻撃を鮮やかに沈め、デュースの末12-10でこのゲームを取り切る。

2ゲーム目は冷静な試合運びでラリーでは互角以上に打ち合い、YGサービスなど変化も見せて対応する。11-3で勝利すると、3ゲームも緩急をつけて打ち分ける相手に対応し、11-8でストレート勝利した。

3番手の平野はゴンデリンガーと対戦。なお、今大会は準々決勝に進出すると、夏のパリ五輪の出場資格を得る。

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(Y.Imoto/SPREAD編集部)