男子テニスのデルレイビーチ・オープン(アメリカ/デルレイビーチ、ハード、ATP250)は15日、シングルス2回戦が行われ、第3シードのT・ポール(アメリカ)が世界ランク75位のA・ミケルセン(アメリカ)との3時間に及ぶ熱戦を5-7, 6-…

男子テニスのデルレイビーチ・オープン(アメリカ/デルレイビーチ、ハード、ATP250)は15日、シングルス2回戦が行われ、第3シードのT・ポール(アメリカ)が世界ランク75位のA・ミケルセン(アメリカ)との3時間に及ぶ熱戦を5-7, 6-4, 7-6 (7-4)の逆転で制し、ツアー大会では通算30度目のベスト8進出を果たした。
>>フリッツ、ティアフォーらデルレイビーチOP組合せ<<
世界ランク14位で26歳のポールは今季開幕戦となった1月のアデレード国際(オーストラリア/アデレード、ハード、ATP250)で8強入り。続く全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)では3回戦で敗れたものの前週のダラス・オープン(アメリカ/ダラス、室内ハード、ATP250)では約2年ぶりのツアー優勝を飾った。
今大会の上位4シードは1回戦免除のためポールはこの日が初戦に。第1セット、互いにブレークチャンスを握ると第10ゲーム、ポールはセットポイントとなるブレークポイントを2度握られる。この場面は粘りを見せセーブしたものの、第12ゲームでは凌ぎきれず最後はダブルフォルトを犯しブレークを許して先行される。
続く第2セット、ポールはサービスキープを続けると終盤の第9ゲームでブレークに成功。サービング・フォー・ザ・セットとなった直後の第10ゲームでは2度目のセットポイントをものにし1セットオールに追いつく。
迎えたファイナルセット、第4・第5ゲームで互いにブレークを奪いタイブレークに突入。ミニブレークを奪い合う展開となるも2本目のマッチポイントをものにしたポールが3時間に及ぶ熱戦を制した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにポールのコメントを掲載し「クレイジーな試合だった。望んでいたよりも少し長かったね。彼は素晴らしい選手でとてもトリッキーだよ。彼のサーブをブレークするのは難しいし、バックハンドで打ち合うのも難しい。毎週確実に成長しているし、長い間ツアーで活躍するだろうね」と語った。
勝利したポールは準々決勝で世界ランク42位のJ・トンプソン(オーストラリア)と対戦する。トンプソンは2回戦で予選を勝ち上がった同149位のN・モレノ・デ・アルボラン(アメリカ)を6-2, 6-2のストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第2シードのF・ティアフォー(アメリカ)とラッキールーザーで本戦入りした世界ランク72位のF・コボリ(イタリア)が8強に駒を進めた。
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