「世界水泳ドーハ2024」13日目が2月14日に行われ、女子ハイダイビングではリアンナ・イフランド(オーストラリア)が優勝した。最終4本目まで優勝を争ったモリー・カールソン(カナダ)は、ラストに難易度4.4の大技「5181B」に挑戦。高さ…
「世界水泳ドーハ2024」13日目が2月14日に行われ、女子ハイダイビングではリアンナ・イフランド(オーストラリア)が優勝した。最終4本目まで優勝を争ったモリー・カールソン(カナダ)は、ラストに難易度4.4の大技「5181B」に挑戦。高さ20メートルの踏み切り台で、前向きに助走をつけて踏み切るという尋常ではない度胸が必要な競技ながら、選手には笑顔が多く見られた。
【映像】笑顔のち20メートルからダイブ!ハイダイビングの迫力
ビルに例えれば6階分以上という高さから飛び込む女子ハイダイビング。入水姿勢を間違えれば、大ケガにもつながるという技術と度胸が必要な競技だ。カールソンが挑んだ「5181B」は、前向きの踏み切りからえび型で4回転した後、1/2回転のひねりを加えて入水を迎える高難度の技だ。
それでも、もとは崖などから飛び込むエクストリームスポーツから派生した競技だけに、ノリのいい音楽とともにカールソンは終始笑顔。高所の踏み切り台からも笑顔で踏み切りのイメージを作ると、息を整えてから助走スタート。豪快な演技の後には再び満面の笑みを浮かべていた。
室内で行われる飛込競技は静寂に始まり、入水音、後に歓声という流れだが、競技ながらも陽気な雰囲気で行われるのがハイダイビング。今夏に行われるパリ五輪では、どんな盛り上がりを見せるか注目だ。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)