府中牝馬S連覇など重賞を3勝したデアリングハートの仔オーサムデアラー(牡4、美浦・上原博之厩舎)が、土曜東京7Rの4歳上1勝クラス(ダ1400m)で2勝目を狙う。  オーサムデアラーは父マインドユアビスケッツ、母デアリングハート、母の父…

 府中牝馬S連覇など重賞を3勝したデアリングハートの仔オーサムデアラー(牡4、美浦・上原博之厩舎)が、土曜東京7Rの4歳上1勝クラス(ダ1400m)で2勝目を狙う。

 オーサムデアラーは父マインドユアビスケッツ、母デアリングハート、母の父サンデーサイレンスの血統。母は06年と07年の府中牝馬Sを連覇するなど重賞3勝。05年のNHKマイルCで2着、同じく桜花賞と07年のヴィクトリアマイルで3着の活躍馬だった。また、伯父のピットファイターは04年の武蔵野Sなど重賞3勝。そして姪のデアリングタクトは20年に史上初めて無敗で牝馬3冠を制した名牝だ。

 ここまで10戦1勝。昨年4月にデビュー5戦目で初勝利を挙げた。1勝クラスに昇級後は苦戦が続いていたが、前々走、前走と連続で3着。距離を1300〜1400mに縮めたことで、ようやく軌道に乗ってきた感がある。今回も1400mなので条件に不足なし。ここで待望の2勝目を期待したい。