超大型馬のドンフランキー(牡5、栗東・斉藤崇史厩舎)が、フェブラリーステークス(4歳上・GI・ダ1600m)でGIの最高馬体重勝利記録の更新を狙う。  これまでにGIを制した馬で最も馬体重が重かったのは、95年スプリンターズSのヒシアケ…

 超大型馬のドンフランキー(牡5、栗東・斉藤崇史厩舎)が、フェブラリーステークス(4歳上・GI・ダ1600m)でGIの最高馬体重勝利記録の更新を狙う。

 これまでにGIを制した馬で最も馬体重が重かったのは、95年スプリンターズSのヒシアケボノで560kg。2位が05年スプリンターズSのサイレントウィットネスの558kg、3位が19年チャンピオンズCのクリソベリルの550kgとなっている。ちなみにフェブラリーSでは15年のコパノリッキーの536kgが最重量。逆に最軽量は01年のノボトゥルーの448kgだった。

 ドンフランキーは21年6月に576kgでデビュー。昨春のコーラルSと京都競馬場グランドオープン記念では自身最高となる598kgをマークした。その後は少し減って、前々走のクラスターCと前走の東京盃には588kgで出走。今回も590kg前後での出走が予想されている。

 フェブラリーSを勝てば、ヒシアケボノの560kgを上回り、GIの最高馬体重勝利記録の更新となることが濃厚。ド迫力ボディーで突き進み、並み居るライバルを圧倒することを期待したい。