女子テニスのカタール・トータルエナジー・オープン(カタール/ドーハ、ハード、WTA1000)は14日にシングルス3回戦が組まれ、世界ランク747位の大坂なおみは同37位のL・ツレンコ(ウクライナ)と対戦予定であったが、ツレンコの試合前棄権…

女子テニスのカタール・トータルエナジー・オープン(カタール/ドーハ、ハード、WTA1000)は14日にシングルス3回戦が組まれ、世界ランク747位の大坂なおみは同37位のL・ツレンコ(ウクライナ)と対戦予定であったが、ツレンコの試合前棄権により大坂は不戦勝となり、思わぬ形で復帰後初のベスト8進出を果たすとともに、約1年10ヵ月ぶりのツアー準々決勝に駒を進めた。
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26歳の大坂は昨年7月に出産し、今シーズンの開幕とともにツアーに復帰。開幕戦となった1月のブリスベン国際(オーストラリア/ブリスベン、ハード、WTA500)では初戦を突破し2回戦で敗退。その後の2大会はいずれも初戦で姿を消している。
復帰後4大会目となった今大会には、スペシャルランキング(出産や負傷などによる長期離脱選手の救済制度)46位を利用して出場し、1回戦で第15シードのC・ガルシア(フランス)、2回戦で世界ランク67位のP・マルティッチ(クロアチア)をいずれもストレートで破り、復帰後初の2回戦突破を決めた。
この日の3回戦で大坂は同37位のツレンコと対戦予定であったが、ツレンコが試合前に棄権を表明。大坂は不戦勝となり思わぬ形で、準優勝を飾った2022年4月のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、WTA1000)以来、約1年10ヵ月ぶりのツアー準々決勝に進んだ。
大坂は準々決勝で世界ランク28位のL・ノスコヴァ(チェコ)と同59位のKa・プリスコバ(チェコ)の勝者と対戦する。
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