昨年の世界水泳・福岡大会では、実に6個ものメダルを獲得したケイト・ダグラス(アメリカ)が、「世界水泳ドーハ2024」11日目が2月12日に行われた競泳・女子200m 個人メドレー決勝で、金メダルを獲得した。前半のバタフライ・背泳ぎで耐え、…
昨年の世界水泳・福岡大会では、実に6個ものメダルを獲得したケイト・ダグラス(アメリカ)が、「世界水泳ドーハ2024」11日目が2月12日に行われた競泳・女子200m 個人メドレー決勝で、金メダルを獲得した。前半のバタフライ・背泳ぎで耐え、後半は得意の平泳ぎとフリーで突き放すイメージ通りの展開。美形でも知られるダグラスに、解説者からは「見ていても気持ちよさそうに泳いでいる」と称えるコメントが出た。
ダグラスは福岡大会で、同種目での金を含み6個ものメダルをゲット。今夏に行われるパリ五輪でも、大量のメダルを手にするだろうと言われている最強スイマーの一人だ。前哨戦とも言われている今大会で、最初の種目となった200m個人メドレーだが、決勝ではバタフライ・背泳ぎを小さいながらもリードして首位ターンすると、ここからはダグラスの真骨頂。平泳ぎについては解説者から「非常に伸びがあって大きな泳ぎ。見ていて気持ちよさそうに泳いでいる」と絶賛されると、その言葉通りの伸びやかな泳ぎっぷりでリードを広げることに成功。ターンして迎えた最終のフリーは最も得意とするもので、ターン後に水面へ浮き上がった時点で抜け出し始めると、その後は1度手をかく度に、どんどんとリードが広がった。
結果は2位以下に2秒近い差をつけての圧勝で、自己ベストも更新。あと5カ月後に迫ったパリ五輪まで、どこまで磨きをかけてくるか。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)