MLB公式記者「ド軍の同僚たちはヤマモトに驚かされている」 ドジャースのキャンプが始まり、新加入の山本由伸投手には多くの視線が降り注がれている。ブルペン入りすると、周囲にはチームメートや関係者がズラリ。施設内を移動するたび、多くのファンが一…

MLB公式記者「ド軍の同僚たちはヤマモトに驚かされている」

 ドジャースのキャンプが始まり、新加入の山本由伸投手には多くの視線が降り注がれている。ブルペン入りすると、周囲にはチームメートや関係者がズラリ。施設内を移動するたび、多くのファンが一緒に動き始める。MLB公式も“熱狂”に注目した。

 ドジャース番フアン・トリビオ記者は、「メジャーリーガーたちが他の選手のルーティンにとても興味がある状態のままであるのは、頻繁にあることではない」と、熱視線を送るチームメートたちに驚いた。

 2度のプルペン投球では、チーメートや関係者が投球を注視。12年総額3億2500万ドル(約484億9000万円)という歴史的な契約を結んだ右腕のボールに見入っていた。同記者も「マウンド上では、ヤマモトは2度のブルペン投球で大群衆を引き寄せた」「(ウエートルームでもマウンド上でも)ド軍の同僚たちはヤマモトに驚かされている」と伝えている。

 投球はもちろん、山本が注目を集めるのが練習方法だ。日本時代から行っている“やり投げ”の練習には、選手や米メディアは興味津々。練習に取り入れることをできないかと考える選手もいるという。

 デーブ・ロバーツ監督もこの練習について「私がヨシについて学んだことの1つは、色々なことをする上でやり方が異なるということ。投球の準備をさせる上で、彼はジャベリン(槍)を使うことでやりやすさを感じている。彼が(調整として)やっていることについて、我々が今までにやったことはなかったけど彼から学んでいくかもしれないというものが、たくさんあると私は思っている」と話した。先発ローテに入る“戦力面”ではもちろん、選手の練習といったルーティンにまで、山本が影響を及ぼすかもしれない。(Full-Count編集部)