キャンプインとともに再起に向けた順調ぶりをアピールした大谷。(C)Getty Images 現球界で「唯一無二」と称される男の一挙手一投足に熱視線が注がれている。今シーズンからドジャースでプレーする大谷翔平だ。 注目度の高さは日米両…

キャンプインとともに再起に向けた順調ぶりをアピールした大谷。(C)Getty Images

 現球界で「唯一無二」と称される男の一挙手一投足に熱視線が注がれている。今シーズンからドジャースでプレーする大谷翔平だ。

 注目度の高さは日米両球界だけでなく、文字通り世界規模となっている。現地時間2月9日から米アリゾナ州グレンデールで始まった春季キャンプで大谷は、バッテリー、リハビリ組とともに初日から参加。その言動には、およそ70人を超える日本の記者陣をはじめ各国メディアが集結し、その一語一句がトレンドとなっている。

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 キャンプ初日となった現地時間2月9日には、大谷本人がマスコミからのインタビューに対応。新天地での活躍に自信を覗かせた。この囲み取材で放った“ある言葉”が隣国メディアでクローズアップされている。

 右肘側副靭帯の損傷からの回復具合を問われた際に放った自信にあふれる言葉だった。

 真剣な表情で「強度は100に近い」と断言した大谷は、「後は、マシンだったりとか、実際の投手の球を打つ段階になってます」と説明。さらに「投げることはまだ1か月くらい先なので、まずはバッティングのことだけ考えてけがをせずにシーズンを乗り切れるようにコンディションを整えたい」と、投手としての回復にも触れた。

 これに開幕戦の開催地となる韓国でも驚きの声が広まった。日刊紙『朝鮮日報』は手術執行から約5か月での“100%宣言”を受け、「大谷は回復力もモンスターだ。手術から5か月でボールを投げる予定でいる」と指摘。投手としての再起を目指す偉才のリカバリー力に脱帽した。

 今オフに10年総額7億ドル(約1015億円)のプロスポーツ史上最高額の契約を締結した大谷。いまや何気ない言葉ですらも世界でニュースとなるところも、彼の異能ぶりを物語っていると言えよう。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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