キャンプインを迎え、より一層の注目を集めている大谷。(C)Getty Images 各国球界の熱視線が二刀流スターに注がれている。 現地時間2月9日、ドジャースのバッテリー組とリハビリ組が米アリゾナ州グレンデールにある球団施設でキャ…

キャンプインを迎え、より一層の注目を集めている大谷。(C)Getty Images

 各国球界の熱視線が二刀流スターに注がれている。

 現地時間2月9日、ドジャースのバッテリー組とリハビリ組が米アリゾナ州グレンデールにある球団施設でキャンプイン。今オフに10年総額7億ドル(約1015億円)の超巨額契約を締結した大谷翔平も、注目される新シーズンに向けて歩み出した。

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 球界屈指のスター軍団にあって、大谷への関心度は初日から別格だった。早朝6時にもかかわらず、70人を超える記者陣が施設に集結。日米だけでなく、韓国や台湾、中南米のメディアも彼の一挙手一投足を追った。

 その様子は米国内でも小さくない反響を呼んでいる。キャンプ初日の様子を紹介した米スポーツ専門局『ESPN』のファビアン・アルダヤ記者は「キャンプは始まったばかりで、彼もまだ新しいチームに馴染もうとしている段階だ」とリポート。そのうえで「ショウヘイは“7億ドルの男”だが、全くそのように振る舞うことはなかった」とし、初日の練習前に囲み取材に応じた本人が「1年目のつもりで、チームメイトに慣れることが最優先かなと思う」と語った内容を伝えた。

 また、アルダヤ記者は世界各国から集まったメディア数にも愕然。元来、スター選手の多いドジャースはメジャーリーグでも高い注目を集める球団だが、「彼への注目度は本当に異次元だ」とリポートしている。

「興味深いことに毎朝6時には多くの日本人記者たちが列を作って、施設内に入る彼の登場のために待ち構えている。午後も70人以上の記者が制限されたエリアに並んでいる。これは言うまでもなく、彼(大谷)のいる影響だ」

 文字通り世界中から規格外な注目を集めている大谷。韓国・ソウルで行われるシーズン開幕(3月20日)まで約1か月あるが、球界で巻き起こるフィーバーはまだまだヒートアップしていきそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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