山形県高校野球連盟は9日、山形市内で理事会を開き、第106回全国高校野球選手権山形大会(県高野連、朝日新聞社主催)の日程を7月12日開幕、26日決勝と決めた。組み合わせ抽選会は6月27日にある。 新年度の事業計画ではほかに、春季県大会が5…

 山形県高校野球連盟は9日、山形市内で理事会を開き、第106回全国高校野球選手権山形大会(県高野連、朝日新聞社主催)の日程を7月12日開幕、26日決勝と決めた。組み合わせ抽選会は6月27日にある。

 新年度の事業計画ではほかに、春季県大会が5月10~26日に行われることが決まった。東北大会は6月14~18日に宮城県である。

 理事会に先立ち、日本学生野球協会の2023年度の表彰選手に県内から選ばれた日大山形の今田(こんた)歩希さん(3年)に対し、県高野連の高橋良治会長から記念の盾が手渡された。

 今田さんは控えの捕手ながら主将として部員をまとめ、昨夏の甲子園出場を果たした。「『日本一の負けず嫌い』をスローガンに戦ってきた。負けて学ぶものもあるとよく言われるが、僕は勝って学ぶことの方が大きいと思っている」と振り返った。

 今田さんの将来の夢は通訳になることだという。「これからの人生でも誰よりも負けないということを意識していきたい」と語った。