NBAは2月9日(現地時間8日)にトレードデッドラインを迎え、昨夏の「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」でドイ…

 NBAは2月9日(現地時間8日)にトレードデッドラインを迎え、昨夏の「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」でドイツ代表を優勝へ導き、大会MVPに選ばれたデニス・シュルーダーがトロント・ラプターズからブルックリン・ネッツへ移籍した。

 両チームによるトレードは下記のとおり。トレード成立後、ラプターズはスペンサー・ディンウィディーをウェイブ(保有権放棄)している。

■ラプターズとネッツのトレード詳細


<ラプターズ獲得>

スペンサー・ディンウィディー(ガード/→ウェイブ)

<ネッツ獲得>

デニス・シュルーダー(ガード)

サディアス・ヤング(フォワード)

 また、この日ラプターズはユタ・ジャズとのトレードでオットー・ポーターJr.(フォワード)とカイラ・ルイスJr.(ガード)、2024年のドラフト1巡目指名権を放出し、ケリー・オリニク(フォワード兼センター)とオチャイ・アバジ(ガード)の獲得にも成功。

 もともとディンウィディーの契約は今シーズン限りで、30歳のガードが制限なしフリーエージェント(FA)となれば、ロサンゼルス・レイカーズが移籍先の有力候補になると『ESPN』が報じている。

 なお、新天地ネッツで先発ポイントガードを務めることが濃厚なシュルーダーは、今シーズンここまで51試合に出場し、平均13.7得点2.7リバウンド6.1アシストをマーク。

 キャリア17年目のヤングは35歳のベテランフォワード。今シーズンは23試合の出場で平均15.2分5.0得点3.3リバウンド2.2アシストにフィールドゴール成功率62.1パーセントを残している。