「ロジャーズ・カップ」(カナダ・モントリオール/8月7~13日/賞金総額466万2300ドル/ハードコート)に錦織圭(日清食品)が出場する。 世界ランク9位(8月7日付)の錦織は第5シードとなり、初戦となる2回戦でガエル・モンフィス(フラン…

「ロジャーズ・カップ」(カナダ・モントリオール/8月7~13日/賞金総額466万2300ドル/ハードコート)に錦織圭(日清食品)が出場する。

 世界ランク9位(8月7日付)の錦織は第5シードとなり、初戦となる2回戦でガエル・モンフィス(フランス)と対戦する。モンフィスは1回戦で、スティーブ・ジョンソン(アメリカ)を2-6 7-6(1) 6-1で下しての勝ち上がり。

 両者の過去の対戦成績は錦織の3勝0敗だが、すべてフルセットとなっている。昨年はハードコートで2度対戦し、3月のマイアミ(ATP1000)の準々決勝は4-6 6-3 7-6(3)で、8月のリオ五輪の準々決勝では7-6(4) 4-6 7-6(6)で、いずれも錦織が勝っている。

 今大会に3年連続5度目の出場となる錦織は、昨年の大会で自己最高の決勝進出を果たし、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)に3-6 5-7で敗れていた。

 そのほかの日本勢は、杉田祐一(三菱電機)が昨年に続いて出場しており、1回戦の対戦相手は第9シードのダビド・ゴファン(ベルギー)となっている。杉田はウィンブルドン以来のトーナメント出場となる。

 ロジャーズ・カップはATPツアーで年間9大会行われるマスターズ1000シリーズの第6戦目で、シングルス56、ダブルス24ドローで争われる。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、Qは予選勝者、SEはスペシャル・イグザンプト◇   ◇   ◇

【錦織の今大会での過去の戦績】

<2016年>

決勝 ●錦織[3] 3-6 5-7 ○ノバク・ジョコビッチ(セルビア)[1]

準決勝 ○錦織[3] 7-6(6) 6-1 ●スタン・ワウリンカ(スイス)[2]

準々決勝 ○錦織[3] 6-3 3-6 6-2 ●グリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)

3回戦 ○錦織[3] 6-3 6-4 ●ラジーブ・ラム(アメリカ)

2回戦 ○錦織[3] 6-4 7-5 ●デニス・ノビコフ(アメリカ)[Q]

1回戦 Bye

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<2015年>

準決勝 ●錦織[4] 3-6 0-6 ○アンディ・マレー(イギリス)[2]

準々決勝 ○錦織[4] 6-2 6-4 ●ラファエル・ナダル(スペイン)[7]

3回戦 ○錦織[4] 6-4 6-4 ●ダビド・ゴフィン(ベルギー)[13]

2回戦 ○錦織[4] 6-3 6-3 ●パブロ・アンドゥハル(スペイン)

1回戦 Bye

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<2013年>

3回戦 ●錦織[9] 6-1 3-6 3-6 ○リシャール・ガスケ(フランス)[7]

2回戦 ○錦織[9] 4-6 7-5 6-1 ●アンドレアス・セッピ(イタリア)

1回戦 ○錦織[9] 4-6 6-4 6-2 ●ピーター・ポランスキー(カナダ)[Q]

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<2012年>

2回戦 ●錦織[13] 2-6 3-6 ○サム・クエリー(アメリカ)[SE]

1回戦 Bye

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<2007年>

予選1回戦 ●錦織[WC] 4-6 2-6 ○ティムラズ・ガバシュビリ(ロシア)[6]

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【上位出場選手シード順位(シングルス)】

ラファエル・ナダル(スペイン)[1]

ロジャー・フェデラー(スイス)[2]

ドミニク・ティーム(オーストリア)[3]

アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)[4]

錦織圭(日本/日清食品)[5]

ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)[6]

グリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)[7]

ジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)[8](テニスマガジン/Tennis Magazine)

※写真は「ロジャーズ・カップ」(カナダ・モントリオール)に第5シードで出場する錦織圭(ワシントンDCの大会でのもの)

Photo:WASHINGTON, DC - AUGUST 01: Kei Nishikori of Japan competes against Donald Young of United States at William H.G. FitzGerald Tennis Center on August 1, 2017 in Washington, DC. (Photo by Tasos Katopodis/Getty Images)