11日に共同通信杯(GIII、東京芝1800m)を含めたWIN5対象レースが行われる。 JRAが指定する5つのレースで1着馬を当てるWIN5は、過去に5億円超えの高額配当を記録したこともある、まさに夢の馬券。先週は的中票数1144票、払戻金…

11日に共同通信杯(GIII、東京芝1800m)を含めたWIN5対象レースが行われる。

JRAが指定する5つのレースで1着馬を当てるWIN5は、過去に5億円超えの高額配当を記録したこともある、まさに夢の馬券。先週は的中票数1144票、払戻金43万7070円と2週連続で落ち込み気味。今週も堅め決着が予想されるため、点数を絞って勝負したいところだ。

ここでは対象レースの過去10年データをベースに、WIN5を攻略する。

◆【共同通信杯2024予想】出走予定、予想オッズ、過去10年データ・傾向「ジャンタルマンタル無傷の4連勝なるか」

■共同通信杯はジャンタルマンタルを凌ぐ1頭

クラシックへの登竜門となる本レースには、朝日杯FS1着のジャンタルマンタル、同2着のエコロヴァルツ、ホープフルS5着のミスタージーティーと2歳GIで上位に入った3頭が出走。今回のメンバーを見るとこの3頭が上位を争いそうだ。

前走GI組の成績を見ると、ホープフルS組は【1.0.0.2】、朝日杯FS組は【0.3.0.6】。また前走距離別傾向を見ると、前走1600m組は【1.3.2.23】に対し、前走2000m組は【6.3.5.38】と距離短縮組が好走。唯一のホープフルS組であるミスタージーティーには好条件となっている。

またミスタージーティーは前走直線で不利を受けての5着。もしあの不利がなければ……と思わせる内容だったことを考えると、東京ならこの馬の末脚が生きてくるだろう。

今週は堅め決着が多いことが予想されるため、本レースではミスタージーティーの巻き返しを信じ「一点突破」を狙う。

■京都記念は前走大敗からの巻き返しに期待

今回警戒すべきは、WIN4京都11R・京都記念。大舞台に繋がる本レースは京都開催となった2014年から2020年の7年間データを参考に分析する。京都で開催された期間の平均3連単配当額は2万8940円。比較的平穏な決着が多く、2020年にいたっては1~3番人気による決着だった。

前走クラス別傾向では前走GI組(海外含む)が5勝、GII組・GIII組はともに1勝ずつ。前走GI組については2桁着順からの巻き返し例もあるが、GII組は前走6着以上、GIII組は前走連対実績が必須条件となる。

また脚質傾向を見ると、逃げ1勝、先行6勝と先行馬が圧倒的に有利。前へ行けるかが1つポイントとなりそうだ。

今回の出走メンバーでは、前走チャレンジCをハナ差で制したベラジオオペラと、前走有馬記念14着から巻き返しを狙うプラダリア、前走エリザベス女王杯2着のルージュエヴァイユが条件に該当。しかしルージュエヴァイユは前走、前々走と中団から後方に位置取り、ベラジオオペラもやや中団に控える傾向があると考えると、近3走好位でレースを進めたプラダリアに展開が向く可能性が高いと見た。

例年の傾向を見ても大荒れの傾向は少なく、ここは少点数で勝負をしたい。そのため展開が向くであろうプラダリア1頭に狙いを定める。

その他、WIN1からWIN5の注目馬は以下の通り。

WIN1・京都10R北山S:ショウナンライシン、サンデーファンデー、クレメダンジュ WIN2・東京10RバレンタインS:シャンブル、ハチメンロッピ、ヘラルドバローズ WIN3・小倉11R北九州短距離S:ゾンニッヒ、ジレトール、メイショウゲンセン、ヤクシマ WIN4・京都11R京都記念:プラダリア WIN5・東京11R共同通信杯:ミスタージーティー

計36点

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文●塚本元気(SPREAD編集部)

2023年11月~2024年2月WIN5結果一覧

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