【ブンデスリーガ】フライブルク 1-3 シュトゥットガルト(日本時間2月3日/ヨーロッパ・パルク・シュタディオン) 試合終了間際に両軍の選手が激しく入り乱れた。フライブルクのMFマクシミリアン・フィリップが危険なタックルを仕掛けると、これに…

【ブンデスリーガ】フライブルク 1-3 シュトゥットガルト(日本時間2月3日/ヨーロッパ・パルク・シュタディオン)

 試合終了間際に両軍の選手が激しく入り乱れた。フライブルクのMFマクシミリアン・フィリップが危険なタックルを仕掛けると、これにシュトゥットガルトのMFアンジェロ・シュティラーが激昂。スタジアムのファンが一斉に大声を張り上げた関係もあり、両軍による大乱闘がいつ起きてもおかしくない一触即発の事態となった。

【映像】遠藤航の後釜がブチギレた一部始終

 シュトゥットガルトが3-1とリードして迎えた90+9分、フライブルクのフィリップがシュティラーの軸足を払うようなタックルを仕掛けると、両軍の選手がピッチの中央に集まって乱闘寸前となった。

 とくに怒っていたのが危険なタックルを受けたシュティラーで、すぐにフィリップを突き飛ばすと、フライブルクMFもすぐにやり返した。慌てて主審が仲裁に入って両者にイエローカードを提示して荒れた場を何とか収めた。

 ABEMAで解説を務めた元日本代表DFの安田理大氏は、「それ(危険なタックルに対する)のリアクションで押しちゃったのかもしれませんね」とコメント。シュティラーの動機について分析していた。

 危険なプレーに怒りたくなる気持ちもわかるが、シュティラーにとっては結果としてもったいないイエローカードとなってしまった。2023年夏にリヴァプール移籍の遠藤航の後釜としてシュトゥットガルトに加入したドイツ人MFは、20節までに18試合でスタメンと中盤の核になっているだけに、レッドカードを食らっていればチームにとって大きな損失だ。情熱の中にも冷静さが欲しいと思わせる場面だった。

(ABEMA/ブンデスリーガ)