不安定なパフォーマンスを見せていた板倉は、後半アディショナルタイムに痛恨のPKを献上した(C)Getty Images …

 

不安定なパフォーマンスを見せていた板倉は、後半アディショナルタイムに痛恨のPKを献上した(C)Getty Images

 

 日本代表は今回のアジアカップでは準々決勝でイラン代表に敗れ、目標としていた5度目のアジア制覇には届かなかった。全5試合で失点を喫するなど、ディフェンスの脆さが印象付けられる大会となってしまった。

 中でも、イラン戦ではセンターバックの板倉滉の低調ぶりが目立っていた。試合中、幾度となく裏のスペースを狙われており、背後へのボールに対する反応が遅れるシーンもみられた。

【動画】痛恨だった後半ATのPK献上 板倉が与えた絶好機を決めたイランの決勝弾

 

 後半アディショナルタイムでのイランに献上したPKは、日本のゴール前への折り返しに反応した冨安健洋、板倉が交錯。ボールがこぼれ、最後は相手選手を板倉が倒してしまい、ファウルが宣告されている。また、このゲームでは前半でイエローカードを受けるなど、序盤から安定感を欠く動きが続いていた。

 今大会では4試合にフル出場しているものの、バーレーン戦終盤、ハイボールの競り合いで相手選手と激しく接触しピッチに倒れ込む場面もあったことから、コンディションを不安視する声も少なくなかった。

 試合後には、板倉が自らを責めるコメントを発したことなども伝えられており、失意のセンターバックの声は海外メディアでも取り上げられている。

 韓国のスポーツサイト『nate』では、2月4日にイラン戦での板倉のプレーを振り返る記事を配信した。その中で、同メディアは「失点の原因を提供した板倉は、試合後、敗因とされ大きな批判を浴びた」と綴っている。

 また、トピックの中では「ドイツブンデスリーガのメンヘングラートバッハでプレーする板倉は、ここ数年の印象的な活躍でヨーロッパの名門チームからラブコールを受けた」など、所属クラブでのここまでの評価も記しており、プレミアリーグのトッテナムからのオファーが報じられたことも指摘。その上で、「アジアカップで見せた失策と期待を下回るパフォーマンスは、トッテナムとポステコグルー監督の考えを変えたかもしれない」などと見解を示している。

 ブンデスリーガでも高いパフォーマンスを発揮していたものの、アジアカップでは不本意な結果となってしまった板倉。試練の戦いを経て、ここからもう一度、プレーヤーとして奮起が求められる。

 

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

 

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