【ブンデスリーガ】フライブルク 1-3 シュトゥットガルト(日本時間2月3日/ヨーロッパ・パルク・シュタディオン) ユニオン・サン=ジロワーズとブライトンでかつて三笘薫と同僚で、現在は伊藤洋輝、原口元気、チェイス・アンリとチームメイトの27…
【ブンデスリーガ】フライブルク 1-3 シュトゥットガルト(日本時間2月3日/ヨーロッパ・パルク・シュタディオン)
ユニオン・サン=ジロワーズとブライトンでかつて三笘薫と同僚で、現在は伊藤洋輝、原口元気、チェイス・アンリとチームメイトの27歳ストライカーが覚醒している。シュトゥットガルトに所属するドイツ人FWのデニズ・ウンダフは、フライブルク戦でCBからの縦パスに抜け出すと、ペナルティーエリア手前から右足を一閃。完璧なコースにシュートを打ち抜くと、ファンからはまさかの日本代表待望論が飛び出した。
スコアレスで迎えた3分、シュトゥットガルトはCBヴァルデマール・アントンが自陣でボールを持つと、フライブルクのプレスが緩かった隙をついて、約40メートルの鋭い縦パスを最前線に通した。
これに反応したウンダフは、半身の体勢でボールをコントロールして素早く反転してそのまま前進。フライブルクのDF陣に追いかけられながらも迷わず右足を振り抜くと、強烈なシュートがゴール左下隅に突き刺さった。
このゴラッソに、ABEMAで解説を務めた元日本代表DFの安田理大氏は、「ゴールからの距離もあるし、右足であそこを狙うのは難しい。素晴らしいフィニッシュでしたね。簡単そうに見えて難しい」とコメント。今季ブンデスリーガで13ゴール目を決めたドイツ人FWの決定力の高さを讃えていた。
一方の視聴コメントやSNSにも、「上手すぎ」「ドイツ代表に呼ばれるな」「綺麗すぎた」「覚醒してるな」「上手い」「代表いけるやろ」「すべて完璧」「神です」など称賛の声が。中には「ウンダフ日本代表にきてくれ」と、アジアカップ早期敗退で悲観論が出ている日本代表入りを望む意見すらあった。
しかし、当然ながら日本国籍を持たないウンダフの森保ジャパン入りは不可能。可能性があるのは、生まれ育ったドイツ、両親の故郷であるトルコという2つの代表チームだ。この試合では先制点に加え以降の2つのゴールもアシストし、全3得点に絡むなど躍動するストライカーは、3月のAマッチウィークでいずれかの代表チームで初招集されるのだろうか。
(ABEMA/ブンデスリーガ)