昨年までドジャースに在籍したブレイシアとの再契約は有効な手だ(C)Getty Images 今オフにエンゼルスからフリーエージェント(FA)となっていた大谷翔平と、オリックスからポスティングシステムでメジャー移籍を目指していた山本由…

昨年までドジャースに在籍したブレイシアとの再契約は有効な手だ(C)Getty Images

 今オフにエンゼルスからフリーエージェント(FA)となっていた大谷翔平と、オリックスからポスティングシステムでメジャー移籍を目指していた山本由伸の日本人スター2人を獲得したドジャース。他にも、レイズから剛腕のタイラー・グラスノー、マリナーズから強打者のテオスカー・ヘルナンデスを獲得するなど異次元の大補強を行った。

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 ドジャースの今オフの動きにMLBのファンは現地メディアに衝撃を与えているが、チームはさらなる補強に動くかもしれない。現地時間2月3日(日本時間4日)、MLB公式サイトでドジャース番を務めるフアン・トリビオ記者が「ドジャースは最後の策を講じているのだろうか?」と題して記事を配信し、リリーフ投手の獲得を予想した。

 同記者は「ドジャースはかなり騒がしい冬を過ごしたが、シーズンが始まる前にもう1人か2人の投手を追加するだろう」と、ドジャースのさらなる投手補強を予想。その候補として「獲得は双方にとって非常に理にかなっている」と、昨年までドジャースに在籍し、現在はFAとなっているライアン・ブレイシアの名前を挙げた。

 ブレイシアは17年に広島に入団すると、26試合に登板して2勝1敗1セーブ2ホールド、防御率3.00をマーク。NPBを1年で去り、翌年はレッドソックスと契約すると、34試合で10ホールド、防御率1.60を記録。19年には62試合に登板するなど、中継ぎの一角として活躍した。昨年は6月にドジャースとマイナー契約を結ぶと、すぐにメジャーへ昇格。39試合に登板して10ホールド、防御率0.70と見事な成績を残した。

 同記者はブレイシアを「残っている中で最も優秀な選手の1人だ。昨シーズンの最後の3か月間でチームに貢献したというポジティブな実績もある」と高評価。チームに右腕の獲得を提言した。

 2月中旬から始まるスプリングトレーニングが迫っているが、ドジャースはシーズン開幕前にさらなる補強の動きを見せるだろうか。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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