22年の小倉記念を制したマリアエレーナ(牝6、栗東・吉田直弘厩舎)が1日、JRAの競走馬登録を抹消された。今後は北海道日高町の日高大洋牧場で繁殖馬になる予定。2日、JRAがホームぺージで発表した。  マリアエレーナは父クロフネ、母テンダ…

 22年の小倉記念を制したマリアエレーナ(牝6、栗東・吉田直弘厩舎)が1日、JRAの競走馬登録を抹消された。今後は北海道日高町の日高大洋牧場で繁殖馬になる予定。2日、JRAがホームぺージで発表した。

 マリアエレーナは父クロフネ、母テンダリーヴォイス、母の父ディープインパクトという血統。叔父に18年の日本ダービー馬ワグネリアンがいる。

 20年10月に中京競馬場でデビュー。3戦目で勝ち上がりを決め、翌年に条件戦を連勝。10月の新潟牝馬SでOP初勝利を飾った。22年からは重賞に挑戦。愛知杯、マーメイドSで2着と惜敗が続いていたが、8月の小倉記念を5馬身で圧勝し、重賞タイトルを獲得した。その後は天皇賞(秋)でGI初挑戦。23年の大阪杯では5着と大舞台でも健闘を重ねていたが、同年のエリザベス女王杯で入線後にジョッキーが下馬し、その後腱鞘炎と診断されたことが報じられていた。通算成績は23戦5勝。

(JRAのホームページより)